いつも焦ってない?タスクに追われて時間がないママがやるべき3つのこと

タスク管理

ママは毎日たくさんの作業(タスク)が山積みですよね。

仕事が終わったら夕飯の献立を決めて、
夕飯を作りながら寝かしつけまでの流れを考えて・・・

と、常に何かに追われているように感じていませんか?

 

そんな風にタスクに追われる毎日で気が休まらないママが今すぐやるべきなのが、

タスクの優先順位をクリアにすること!

 

物事に優先順位をつけて行動する習慣が身につくと、今自分が本当にやるべき事は何か?が分かるようになります。
そして「やらなくていいタスク」を上手に断捨離できるようになるんです。

タスクの断捨離ができるようになれば時間と気持ちに余裕が生まれるし、何よりも自分がやりたい事をする時間が作れるようになりますよね!

 

私も以前は、計画を立てずに目の前のタスクに片っ端から手を付けていたのですが、いくらやってもタスクが片付かないことに強いストレスを感じていました。

また何か作業をしている時は、頭の中で常に次の作業のことを心配しているような状況。
気持ちが休まる暇がなく、とても苦しかったです。

しかしタスクに優先順位をつけてから取り組むようにしてからは作業効率が劇的にアップ!
やり遂げられるタスクの数も増えたし、毎日の充実感も高まりました。

そして心の緊張が取れたことで、ストレスを感じることもたいぶ少なくなったなと感じています。

そこで今回は、ママがタスクに優先順位をつけられない3つの原因と、タスクに優先順位を簡単に付ける方法を3ステップでお伝えします。

いくらやっても仕事や家事が片付かない!
常に時間とタスクに追われて気が休まらず疲れる
やりきった!という達成感を久しく感じていない・・

というママの参考になれば幸いです♪

 

ママがタスクに優先順位をつけられない3つの理由

ママがタスクに優先順位をつけるのが難しいと感じる理由は主に3つあります。

1つ目は、仕事も子育ても全て大切で優劣なんて付けられないから。
2つ目は、自分がやらないと終わらないと思っているから。
そして3つ目は、優先順位をつける時間がないからです。

しかしこれら全ての考え方を少し変えるだけで、タスクの整理整頓が簡単にできるようになります。

1.仕事も育児も自分も同じくらい大事だから

「仕事と子育てどっちが大事?」と聞かれて、即答できるママはおそらくいないと思います。
なぜなら、どちらも大事だからです。

仕事も子育ても同じくらい大事だから、同じくらい頑張りたい!と思うのは当然ですよね。

また、仮にもしどちらか1つを選んだとしても「子どもよりも仕事を優先するなんて母親失格」と罪悪感を感じたり、「子どもは大事だけど仕事を諦めたくはなかった」と後悔が残ることになるのはすでに目に見えています。

こう聞くと「それって欲張りじゃない?」と感じるママもいるかもしれません。
でもそう、欲張りでいいんです!

そもそも大事じゃないことだったら、最初から両立で悩むこともないはずですよね。

 

なので、どちらか1つを選ばなきゃいけないと考えて悩むのはもうやめましょう。
それよりも、全部を大事にしたいママが本当に目指すべきゴールは、全てをバランス良くこなせるようになる暮らしのシステムを作ることです。

そしてそのシステムを作るために欠かせないのが、優先順位をつけること!
それも、ただ優先順位を付けるのではなくライフカテゴリーごとに優先順位をつけるのが重要なポイントです。

例えば、仕事と育児を比べて優先順位をつけるのではなく、仕事は「仕事のカテゴリー」、育児は「育児のカテゴリー」の中で優先順位を付ける様にするんです。
こうすれば、どちらがより大事かを選ばずとも、全体のタスク量をバランスよく管理できるようになります。

2.自分がやらなきゃ終わらないと思ってしまう

夫婦で家事を分担している家庭であるあるなのが「半分ずつやろうねと話し合ったのに気付いたら結局ママがやっている」というケースです。

これは、パパよりもママの方が家事の存在に気が付くことが多い夫婦間に多くみられる現象ですが、実はこれもママがタスクに優先順位を付けていないことが原因になっている場合が多いです。

というのも、タスクに優先順位を付けていないママの場合、残っている家事が目に入るとつい「早くやらないと」と思ってすぐに手を付けてしまうんですよね。

次の家事に追われる前に今これを片付けないと!と焦ってしまうことで、どんどんママへの家事の負担が増えていってしまうんです。

 

しかし事前に優先順位を付けておけば、目の前にやり残した家事があっても「今これをやらなくても大丈夫」と冷静に判断することができます。

すると後で落ち着いて取り掛かるという選択肢ができると同時に、パパにその家事をする時間と機会を与えることにもつながるわけです。

ママがやっていないと気づいたタイミングでパパがやってくれるかもしれないし、自分では気づいてくれないパパであれば「お風呂のあとでいいから食器洗いお願いできる?」とダイレクトに依頼することもできますよね。

「私ばかり家事やってる!」とママが感じている状況でも、実はパパからすると「やろうと思ってたのにいつもママが先に全部やってしまうから結局何も出来ない」と感じているケースって意外と多いです。

なので、ついやり過ぎて疲れてしまうママは優先度の低い家事、つまり「やらなくもいい家事」をやらない練習をしてみて下さい。

何か作業を始める前に、必ず「その家事は本当に今すぐやる必要があるか?」と自分に問うようにしてみましょう。

必要性よりも責任感や焦りを感じてやっていないか?を検証する癖を付けると、タスク管理が上手くできるようになるだけでなく、周りとの連携をとる余裕にも繋がりますよ。

3.タスク整理の時間すら勿体なく感じる

「優先順位をつけましょう」と聞いて、「机に座ってタスクを整理整頓する暇があるなら、その分掃除機をかけた方が早い!」と感じているママは、要注意!

そのマインドセットが、日々のバタバタの根本原因かもしれません。

 

というのも、ママがタスクに追われて疲れている理由はタスクの「量」だけではありません。

「料理と掃除どっちを先にするか?」とか「昨日洗濯したけど明日は雨みたいだから今日も洗濯した方が良いかな?」などタスクについて考える作業も、脳にとっては大きな負担となっているんです。

これは「脳疲労」、または「決断疲れ」と呼ばれるものです。

世界トップクラスのビジネススクールである米スタンフォード大学経営大学院のジョナサン・レバーブ准教授も、決断することが多すぎて脳が疲労すると決断力の低下を招いたり、「もうなんでもいい!」と決めることを脳が放棄するようになると話しています。

私がいくつかの実験で立証したのは、「身体を使い続けていると疲労するのと同じように、精神も疲れるのだ」ということです。(中略)
私はよく「決断疲れ」について講演をすることがありますが、冒頭で「家を改装したことがある人はいますか」と聴衆に質問してみると、必ず何人かが「あります」と手をあげてくれます。そこで「どんな経験でしたか」と聞くと、多くの人が「苦痛以外の何物でもなかったよ」と答えます。「なぜそんなに苦痛だったのですか」と聞くと「バスルームの備品からはじまり、何から何まで選ばなくてはならないのが、本当に嫌だった。最後はどうでもいいっていう気持ちになったよ」と言う。次から次へと選択しなくてはならないことがやってきて「もうどうにでもなれ!」と思う――これは誰もが経験したことがあることなんです。

引用元|NIKKEI STYLE 【キャリア スタンフォード 最強の授業】『衝動買いも予算オーバーも「決断疲れ」が原因?スタンフォード大学経営大学院 レバーブ准教授に聞く』

実際にいくつかの実験によって、「決める」という作業は選択肢が増えれば増えるほど難しくなり、人は正しい判断ができなくなる、あるいは判断をすること自体を辞めてしまうということが明らかになっています。

日々のタスクを整理しないまま行動すると余計に疲れるのも、これと全く同じことだと言えます。

どんなタスクがあるかを思い出したり、何をどの順番でやるかを考える行為がタスクを実行することと同等、もしくはそれ以上にストレスや負担の原因となっているんです。

しかし事前にタスクを書き出して優先順位をつけてから取り掛かるようにすれば、タスクの順番を考えたり決断する回数を減らすことができるので、脳の疲労を最小限に抑えることができます。

脳が元気な状態で行動できるようになれば作業効率も上がりますし、より集中力が高まることで作業の精度も良くなりますよね。

「優先順位をつける時間が勿体ない」と思うママこそ、ぜひ1度騙されたと思ってこのあと紹介する優先順位をつける方法を試してみてください。

きっと大きな変化を感じられるはずですよ!

タスクに優先順位をつける方法!簡単3ステップ

では、実際にどうやってタスクに優先順位をつけていくのかを説明していきます!

紙とペンがあれば簡単にできますので、ぜひ一緒にやってみてください♪

ステップ1.各カテゴリー目標を明確にする

優先順位をつけるためには「何を一番大事にしたいか?」を明確にする必要があります。

そこで先ずは、仕事・子育て・家事など自分が取り組みたいライフカテゴリーごとの目標を書き出してみましょう。

仕事=就業時間内で余裕をもって業務を処理できるよう効率化を図る。
家庭=リラックスしてストレスなく過ごせる雰囲気をつくる。
家事=夫婦の家事分担をクリアにする。

日々の子育てにおいて「子どもと笑顔で過ごすこと」を優先したいか、それとも「規則正しい生活リズムを身につけること」を優先したいかによって、帰宅後の時間の過ごし方が大きく違ってきますよね。

仕事でも、収入アップのために昇格したいのか、それとも現在の業務の土台を見直したいのかで、優先するタスクの内容がかなり変わってくるはずです。

 

子どもを産む前と、ママになってからでは暮らしにおける優先順位も価値観も大きく変わってきたように、これからも常に自分の中の「大事なこと」は変化しつづけていきます。

ライフスタイルの変化と共に、カテゴリーごとの優先順位を柔軟に書き換えていくことがママのタスク管理では非常に重要です。

暮らしの変化に上手く対応しながら進んでいけるようになるためにも、先ずは今の自分がいるライフステージにおいて何を一番大事にしたいか?をじっくり振り下げてみましょう。

ステップ2.カテゴリーごとにタスクを書き出す

自分が取り組みたいライフカテゴリーの目標がクリアになったら、次に各カテゴリーごとのタスクを全て紙に書き出していきます。

タスクをどこまで細かく書き出すかは何をどの程度管理したいかによりますが、迷った場合はできるだけ日常生活レベルの細かいタスクまで書き出してみることをおすすめします。

と云うのは、あまりにざっくり書いしまうと実行に移す際に具体的な行動が分かりにくくなってしまい、効果を感じづらくなってしまうからです。

しかし、あまり細かく書くとタスクの数が膨大になってしまう!という場合もありますよね。

そんな時は「起床〜出勤まで」や「退社〜寝かしつけまで」のように、ピンポイントで時間やシチュエーションを絞ってタスクを書き出すようにすると整理しやすくなります。

ステップ3.マップを使って優先度を可視化する

全て書き出したら、下のマップを参考にタスクを4つのグループに分けていきましょう。

①大切なこと
締め切りや時期、期限に制限があるもの。
主に自分の都合では予定を動かせないもの。

②大切だけど急ぎではないこと

家族や周囲とのリレーションシップの構築。
またセルフケア、自己成長、夢や目標とするプロジェクトなど。
緊急度は低くても、将来の成長やライフプランに関わるものである場合が多い。

③急ぎだけど大切ではないこと

家族など自分以外の人の急ぎの用事。
他人でもできることである場合が多い。

④急ぎでも大切でもないこと

TVを見る、電話をする、資料の片付け、SNSなど、スキマ時間にこなせるもの。
やらなくていいものであれば手放すことを積極的に検討する。
息抜きやご褒美としてストックしておくとモチベーションに繋がる場合もある。

 

①は一番重要なものなので最優先で取り組んでいくものですね。

②は緊急性が低いためつい後回しにしてしまいがちですが、将来につながる内容であることが多いので③よりも優先すべきです。
すぐに結果が出るものではなくても、取り組むか取り組まないかで今後のキャリアやライフプランに大きな影響を与えると感じるものにはより意識して優先的に取り組める環境を作りましょう。

③については料理、掃除、書類の整理などのルーティンワークが多いと思います。
やらなくてはいけないけど、必ずしも自分がやる必要がないものについてはどんどん自動化、外注、他の人に任せる、オンラインを利用するなどして所要時間を削る工夫をするのがおすすめです。

④に関しては、基本的に全て手放すつもりで対処することをおすすめします!
一旦タスクリストから外してしまい、やるべきコトという認識をなくしてみて下さい。
万が一周囲から「あれはやらないの?」と指摘されたり、自分が必要性を感じることはあったら、その時に再度リストに追加し直して取り組めばOKです。
逆に誰からも指摘されず、自分も困ることがないのであれば最初からやる必要はないということですよね。

またTVやSNS、映画鑑賞など自分の息抜きに必要なものもここに入ると思います。
それらについては週に何回や、スキマ時間に15分だけなどのルールを設ければご褒美的な感覚が生まれモチベーションにも繋げることが可能です。
ダラダラと時間を使いすぎない工夫をしながら上手に暮らしに取り入れていきましょう。

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ここまでの作業が終わったら、あとは実践のみ!
振り分けたタスクを手帳やスケジュール表に整理しながら落とし込み、日々の暮らしで取り組んでみましょう。

最初はやり方を掴むためにも1つのカテゴリーに絞って取り組み、自分に合ったやり方を探りながら徐々に暮らしへ取り入れていってみて下さい♪

行動への落とし込み方についてはこちらのブログでもご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

優先順位で「やりたい♪」を諦めない暮らしをつくる

私が初めてタスクリストを書き出してみた時、ある事に気付いてとても驚いたことを覚えています。

何に驚いたのかというと、書き出したタスクの9割以上が自分以外のための作業だったんです。

子どものためにやること。
会社のためにやること。
家族や周囲の人のためにやること。

もちろんどれも私にとって大事なことだし、自分がやると決めたことなので取り組むこと自体に不満があった訳では全くありません。

ただ自分が、自分自身に全く取り組もうとしていないということに気付き、がっかりしたのをとてもよく覚えています。

自分が何がやりたいか?すら考えていないなんて、すごく味気ない暮らしだなと感じました。
そして「もしこのタスクが全部バランスよく回って暮らしが整ったとしても、自分に返ってくるものってとても少ないんじゃないかな?」と思ったんです。

かと言ってもここ数年間、自分のために何かをしようと思ったことが無かったし、そもそもそんなことを考える暇すら無かったのですぐに「コレをやろう!」と思えるものがありませんでした。

そこで私は、とりあえず自分のための時間を毎日15分ずつ作ることに決めました。

そしてその15分を「自分のためにやりたいこと」を見つける時間として使うようにしたんです。

そうしたら1年後には、独学でブログを始めたり、オンラインショップを開いたり、時間管理の勉強をしたり、オンラインでビジネスコースを受講したりと、たくさんの「やりたいこと」をやっている自分になることができました。

むしろ今ではやりたいことが多すぎて、タスクの整理整頓が大変なくらいです!(苦笑)

 

多くのママは人のために頑張ることは出来ても、自分のために頑張るのがちょっと下手くそだったります。

自分が楽しむため。
自分がラクをするため。
自分が満たされるため。

そんな「私のため」を一番に優先してあげることをぜひ大事にしてみて下さい。

人の心を満たすには、先ずは自分の心を満たす必要があります。

自分が100個の元気を持っているのと、50個の元気しか持っていないのとでは、人に与えられる元気の量が大きく違ってきますよね。

「先ずは自分!」を優先することで、バランスのとれた暮らしを皆さんも叶えてみてください♪

 

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【参考サイト】
NIKKEI STYLE 【キャリア スタンフォード 最強の授業】『衝動買いも予算オーバーも「決断疲れ」が原因?スタンフォード大学経営大学院 レバーブ准教授に聞く』

 

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