ワーママは家事に育児に仕事にと、とにかく時間がありませんよね。
1つを終えたら次のタスクへ・・・とバタバタしているうちに、気がつけば夜になってるという毎日ではないでしょうか。
しかし、いくら忙しくてもママだって自分の時間が欲しいし、やりたい事を諦めたくないですよね。
家事や仕事などの『やらなきゃいけない事』ばかりに追われて、『自分がやりたい事』をする余裕がない毎日では、ただただ辛いだけ。
日々の生活で楽しさを感じられないと、一生懸命働く意味や、家族を持つ喜びを実感することが出来なくなってしまいます。
私も、子どもが産まれてから1〜2年間はやらなきゃいけない事で手一杯の毎日で、やればやるほどストレスが溜まっていってしまう日々でした。
しかしそんな生活を3年ほど続けた後、2人目が産まれたタイミングで、
さすがにこのままではダメだ・・・。
自分のメンタルが崩壊してしまう!
と限界を感じて、自分の時間の使い方をイチから見直すことにしました。
自分がやりたい事は何か?
暮らしで一番大事にしたい事は何か?
をじっくり掘り下げて、無駄な家事や作業を徹底的に暮らしから排除していったんです。
その結果、子どもが1人増えて以前より子育ても家事も大変になったはずなのに、今の方が時間や体力に余裕が持てるようになりました。
また仕事以外にも、以前からずっとチャレンジしてみたかった副業もスタートし、日々の暮らしの中で、満足感や充実感を感じられる機会も増えました。
そこで今回は、私が実践して効果があったワーママでもやりたい事を諦めないためのタスク管理の方法をご紹介します!
●1日中「時間がない!」と感じている
●自分がやりたい事をやる時間がない
●暮らしの中で充実感や満足感を感じることがほとんどない
というママの参考になれば幸いです♪
やりたい事をやるには『やらない事』を決める!
そもそも『時間がない』と感じるのは、24時間の活動時間のキャパに対して、やるべき作業が多すぎることが原因です。
なので先ずは、作業量を減らして活動時間の空き容量を増やす必要があるんです。
活用時間の空き容量を増やすために1番おすすめかつ確実なのが、やらない事を決めること!つまり、タスクの断捨離をすることです。
普段、特にママは『やらなきゃいけない事』ばかりにどうしても意識が向いてしまいますが、これでは作業が進むことはあっても、減ることはありません。
作業スピードが上がればこなせる作業量も増えていくので、結果的に処理する作業が増えていくだけ。
それよりも根本的に『やらなきゃいけない事』の量を減らすことにフォーカスしていくほうが結果的にはずっとラクになることができるんです。
タスクを断捨離するための具体的な3つの方法をご紹介していきます。
1.やらないと本当に困るか?を自問する
ますはシンプルに「これってやる必要ある?」と自分に問いかけてみましょう。
真面目なママほど掃除や片付けのマイルールが多い傾向にありますが、実はこのマイルールが自分の首を締めていることが意外と多いんです。
良かれと思って自分で決めたルールなのに、いつの間にかそのルールを守るのが辛くなっている・・ってことないですか?
私自身がまさにそれで、元々マイルールがとても多いタイプでした。
ルールを作ろうという意識はないのですが、何をするにも事前に「こうやる」と決めてからじゃないと動けないタイプで、その計画通りに行動できなかったり、自分のパターンが崩れてしまうと必要以上にストレスを感じてしまうという性格でした。
独身の頃はまだそれでも良かったのですが、子どもが産まれてからは思い通りに行動できないことや、単純な家事でさえやる時間がないことが増えて、この性格が自分でも辛いと感じるようになってきました。
そんなある日、とうとう時間がないことと、思い通りに行動できないことのストレスが爆発して、どうしてこんなに時間がないのか?を徹底的に掘り下げてみることにしたんです。
その時に気づいたのが、自分が決めたマイルールがかなりの時間のロスや無駄を生み出していた、ということでした。
特に二人目が生まれてからは生活リズムがガラッと変わったのもあり、以前からのマイルールが暮らしにフィットしなくなってきていたんです。
それに気づいてから、一旦自分の中にある「こうやるべき」というルールを全部リセットすることに決めました。
そして新たにルールを作るのではなく、これからは「今の状況において1番効率的な行動は何か?」を考えながら動くスタイルにシフトしようと決めたんです。
最初の頃は、状況によってプランAがプランBに変わってしまう度にストレスを感じることもありましたが、慣れてしまうとプランAにこだわり続ける時間と労力の方が無駄だと感じるようになりました。
今では、臨機応変に動くことを優先するために、計画を立てそうになったら「この計画は本当に立てる必要があるか?」と自問するようにまでなりました。
もし暮らしの中で、マイルールに縛られて辛いと感じることがあったら「なんでこのルールを決めたんだっけ?」と初心に戻って自問してみて下さい。
そしてそのルールはもう必要ないと感じたら、ルールを変える自分を許して、解放してあげてみて下さい。
きっと心に余裕が生まれるはずですよ♪
2.作業をサイズダウンしてみる
やらなくていい事ばっかりだったらいいのですが、やはりやらなきゃいけない事もたくさんありますよね。
タスク断捨離をしてもまだまだ手持ちの作業が多いようであれば、タスク一つ一つにかける時間を少なくしてみましょう。
もし手放せるタスクの数がほとんどなくても、1つのタスクに費やす時間を減らせば、必然的に時間に余裕が生まれるようになります。
例えば、普通の洗濯機から乾燥機付き洗濯機に変えれば、洗濯物を干すための10分間をマルっと節約することができますよね。
他にも食洗機やルンバなどのスマート家電を活用することは、まさにやらなきゃいけない家事の作業時間を減らすのに最適な方法です。
もし、家電にお金をかけるのはちょっと・・・という場合は、家事をする時に作業時間を今よりも3割減らすことを意識しながら動くようにしてみましょう。
1つの家事だけを見たらたった3割でも、全ての家事時間の3割を合わせるとかなりの時間になります。
貯金と同じように、コツコツと時間を節約する意識を持ってみましょう!
3.頻度を減らす
一旦家事を始めてしまうと、途中で切り上げたり、時短で済ませることができないんです・・という方は、思い切って家事をする頻度を減らしてみて下さい。
●床の拭き掃除をする頻度を2日に1回にする。
●アイロンをかけるのを週に1回に減らす。
など、今やっている作業はそのまま継続しつつも、やる回数を減らしてみるんです。
最初は、サボっているような感覚がするので少し抵抗があるかもしれませんが、慣れてしまうとこれが意外に大丈夫だったりするんです。
また相乗効果として、家事の頻度を減らすと部屋をなるべく汚さないように気をつけるようになったり、逆に汚れに神経質になりすぎないようになったりなど、そのパターンに慣れようと自然と順応していくものです。
なので最初は多少ストレスを感じることがあっても、結果的には「これで良かった!」と思えるケースが多いんです。
もしどうしても「頻度を減らすと成り立たない」と思うようであれば、また元のやり方に戻せばいいだけ。
先ずは気軽に、お試し気分で試してみてください!
自分がやりたい事をやる時間を作る!3つのコツ
ここまでは時間がないことを解決するアイデアをお伝えしてきました。
続いては、自分がやりたい事をやるための時間を少しでも多く作るためのコツを3つご紹介します!
コツ1.隙間時間をこまめに活用する癖をつける
超多忙な生活の中でもしっかり趣味を楽しんでいたり、勉強に励んでスキルアップしている人っていますよね。
このような人たち共通しているのが、隙間時間の活用方法がとっても上手いということ。
タスクとタスクの間に存在する空白の時間=隙間時間を何に使うか?で、1日で出来ることのボリュームはかなり変わってきます。
例えば15分間電車に乗る時に、スマホでSNSを見て終わる人もいれば、本を読んで新しい情報をインプットする人もいます。
この小さな違いを積み重ねていくことで、本を読む人は読まなかった人に比べて1年後にかなりの情報を身につけることができることは簡単に予想できますよね。
また隙間時間の活用が下手な人は、15分間が持つ価値を正しく理解していないと私は思っています。
15分じゃなにもできないよ、と思う人も多いと思いますが、本当にそうでしょうか?
私は通勤で電車に15分ほど乗るタイミングがあるのですが、15分あれば次のブログの構成を組み立てたり、明日のToDoを整理して手順を決めたり、本を15ページくらい読むことができます。
たったこれだけ?と思う方もいるかもしれませんが、私にとってこれは貴重な作業時間。
むしろ家に帰ってからこの量の作業をやろうとすると、子どもに邪魔されたり、家事をやりながら作業することになるので30分以上かかってしまうか、もしくは何も出来ずに終わってしまう可能性の方が高いです。
つまり、私にとって電車の中の15分というのは、家での30分間以上の価値がある訳です。
さらに、忙しくてやりたい事をやる時間がないと感じている人は、やりたい事をやるためには数時間単位のまとまった時間を確保しなくては行けない、と思い込んでいるケースが多いようにも感じます。
でもそれって忙しいママには到底不可能ですよね。
数時間単位で自分のための時間を作ろうとするのではなく、先ずは毎日15分ずつ、自分の時間を少しずつ、でも確実に作る意識を持ってみてください!
コツ2.作業に適した時間帯を選ぶ
自分がやりたい事に適した時間帯を選んで、自分時間を取るように工夫してみましょう。
例えば、勉強する時間を持ちたい場合は、頭がスッキリしていて、ダルさを感じにくい午前中がおすすめです。
運動する時間を持ちたい場合は夕方〜お風呂前だとそのまま汗も流せて楽ですし、映画を観るなら夜にゆっくりストレッチやマッサージをしながら鑑賞すると時間を有効活用できたりします。
このように、朝・昼・夜などの時間帯によって自分時間を選ぶのもいいですが、今の生活リズムに無理なく自然に取り入れやすいタイミングを見つけることも大切です。
例えば、よく「子どもが寝た後はママの自由時間♪」という話を聞きますが、うちの場合はコレに全く当てはまりません。
なぜなら、子どもが寝るのが遅いうえ、寝かしつけをしながら私自身が疲れて寝てしまうことがほとんどなので、寝かしつをしてから再び活動するというのがほぼ不可能なんです。
稀に寝落ちせずに寝かしつけを終えることもありますが、そこから活動し始めるとどんどん頭が冴えてしまい、逆に2時頃まで寝れなくなってしまうのでやはり逆効果・・・。
なので私は朝早く起きて朝活するようにしています。
逆に、お子さんが早く寝てくれたり、寝かしつけの必要がない方は夜に自分の時間を作った方が朝ゆっくりできていいかもしれませんね。
このように、生活リズムは人それぞれ。
「こうあるべき!」という考えにとらわれずに、自分にあった方法をぜひ探してみて下さい。
コツ3.タイマーをかけて作業する
家事や仕事に追われる毎日で、隙間時間を活用しようと思っても疲れてやる気がでなかったり、家事モードから自分モードになかなか頭を切り替えられないというママも多いはずです。
私も退社後の移動時間でブログを書くのですが、疲れて何も書く気になれないことがしょっちゅうあります。(泣)
そんな時は「5分だけやる!」と決めて5分間タイマーをかけて作業をスタートしてみましょう。
30分やらなきゃ、と思うとやる気が出ませんが、5分だけでいいと思うと着手しやすくなります。
こうして一旦始めてしまえばこっちのもの!
やり始めたら段々と調子が出てきて、タイマーがなる頃にはやる気がみなぎっているケースがほとんどです。
そしてタイマーを止めたあとも「あともう少しやろっかな」と作業を続けてしまい、気付けば作業がかなり進んだ、という事が多くあります。
もし万が一、5分間やっても気分が乗らなければ5分だけやった自分を褒めて、終わりにすればいいだけ♪
実際、脳科学的にもやる気スイッチというものは存在せず、やる気というものは作業を行っているうちに生まれてくるものだと証明されています。
やる気スイッチの着火剤として、5分タイマー術をぜひ活用してみて下さい!
時間は有限!自分が幸せになる時間を増やそう♪
笑って過ごそうが、泣いて過ごそうが、怒って過ごそうが、1時間は1時間です。
同じ長さの時間を過ごすなら、できるだけ楽しい時間や幸せな時間が多い方が嬉しいですよね。
やるべき作業が終わっても終わらなくても、自分が「今日も楽しかったな♪」と思えればよれで良しだし、逆にいくら沢山のタスクをこなせても、自分が辛かったら意味がありません。
タスクをこなすことを最終目的にするのではなく、自分が幸せを感じられるか?を大事にして生活を見直してみて下さい!
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