1年の目標は立てたけど、その後どうすればいいか分からないという質問をよくいただきます。
そんな質問をされた時に私がいつもおすすめしているのが、1年の目標を3ヶ月に区切る方法です。
これをやるとやらないとでは、目標達成率がかなり変わってきます!
肌感として、3ヶ月目標を設定すると1年の目標の70%は達成できる、といっても過言ではないという印象です。
私もこの3ヶ月目標を立てるようになる前はなかなか最後まで目標に取り組めなかったのですが、これを始めてから1年間継続して頑張れるようなりました。
結果的に副業や暮らし全体が充実し、どんどん理想の自分に近づいています。
そこで今回は、私が毎年実践している3ヶ月ゴールの設定方法を5つのステップでご紹介します!
皆さんもぜひ一緒にやってみてください♪
『3ヶ月間』がベストな長さである理由は?
「1年の目標を立てたばかりなのに、何でまた3ヶ月間の目標を立てるの?」
「そもそも、なぜ3ヶ月がいいの?」
と疑問を感じる方もいらっしゃると思います。
私が3ヶ月間という長さに目標を区切り直すことをオススメする理由は、大きく3つあります。
①具体的な目標が立てやすい
多くの場合、1年の目標を立てた時点ではまだやるべき事や課題がフワッとしていると思います。
そのフワッとした目標を具体的な行動目標に落とし込むために最適なツールが3ヶ月目標になります。
1年を3ヶ月ごとに分けるという事は、つまり1年を四等分に分けるということ。
1年の目標を4分割していくと、具体的に何をすればいいか?が自然と見えてきます。
例えば、『副業を始める』という年間目標を4つに分ける場合、先ずは「最初は何をしたらいいかな?」と考えるはずですよね。
突然、パッケージを作ろう!とか、1000万円売り上げ達成するぞ!みたいなところにはいかないですよね。(笑)
このように最初の3ヶ月で何ができるかな?と考えることで、自然と1年の目標を達成するための道筋が見えてくるため、6ヶ月後、9ヶ月後の計画を立てやすくなります。
計画が立てられればあとは行動あるのみ。
これが目標達成率が高まる一番の理由とも言えるでしょう。
②変化が定着するのに十分な長さである
人はどのように習慣を身に付けていくのか?について学ぶことができる1冊、『やり抜く自分に変わる超習慣力 悪習を断ち切り、良い習慣を身につける科学的メソッド』(ウェンディ・ウッド著、花塚恵訳)によると、習慣を身に付けるためには平均して66日(約2ヶ月と1週間)かかるそうです。
私のラボで博士研究員を務めるピッパ・ラリーは、自動的に行っていると「実感する」まで何回繰り返す必要があるかを確かめた。(中略)
平均すると、身体にいいことを自動で行っていると実感できるようになったのは、66日繰り返したあとだった。新しい行動に取り組み始めたら、それを2ヵ月と1週間繰り返す。そうすれば、自動的に行う感覚は大幅に高まる。引用元:『やり抜く自分に変わる超習慣力 悪習を断ち切り、良い習慣を身につける科学的メソッド』ダイヤモンド社(ウェンディ・ウッド著、花塚恵訳)
平均で2ヶ月なので、やり忘れた日が多かったり、習慣そのものの難易度が高いと定着するまでの期間はさらに長くかかります。
逆に1ヶ月ではどうか?というと、1ヶ月だとやはりちょっと短すぎるというのが正直なところです。
1ヶ月だと、少しやり忘れた日が続くとあっという間に過ぎてしまうし、今の現状とさして変われない気がするので面白みのない目標を立ててしまいがちなのです。
その点、3ヶ月だと1年の目標よりは現実的な目標設定ができるし、1ヶ月の目標ほど慎重になり過ぎずに変化を楽しみにできるくらいの大きさの目標も立てられます。
実際やってみると実感できますが、3ヶ月あるとかなりのことが成し遂げられます!
つまり、自分を成長させながらも、現実的でかつ無理のない目標設定ができる期間、それが3ヶ月なんです。
たかが3ヶ月されど3ヶ月。
真面目に取り組めば、確実に3ヶ月前とは全然違う自分に変身できますよ!
③飽きにくい
習慣が身に付いてそれが普通になってくると、次にやってくるのが『飽き』です。
1つの事に長く取り組んでいるとどうしても飽きてしまうし、最初は実感できていた変化を感じられにくくなってきて、徐々にモチベーションが下がり始めます。
ダイエットでいう停滞期みたいなイメージと言うと分かりやすいでしょうか?
せっかく取り組み始めて、ちゃんと変化も出てきたタイミングで、飽きて継続できなくなってしまったら大変勿体無いですよね!
やる気を落としてしまわない為にも3ヶ月ごとにマイルストーンを設定して先に進んでいくことは非常におすすめです。
『慣れ』と『飽き』のバランスを上手に取りながら日々の課題に取り組むことが、1年の目標達成の鍵になります!
果てしなく遠く感じる1年先だけを見つめるのではなく。まずは3ヶ月後にどうなっていたいか?を考えるところからスタートしてみましょう。
3ヶ月の目標を立てる!簡単5つのステップ
それでは実際に3ヶ月目標を『1年の目標』をベースに設定していきましょう。
やり方は主に2つあります。
1つ目は、『1年の目標』を達成するための手順を4段階に区切って、各工程を達成することを3ヶ月ごとのゴールに設定する方法。
これは1年の目標が大きくて、達成するのに長期間かかるような場合におすすめの方法です。
もう一つは、3ヶ月ごとに取り組むゴールを切り替えていく方法です。
こちらは1年の目標が複数個ある方におすすめです。
どちらの方法でも良いのですが、重要なのは『1年の目標』を4つに分けること。
そして、1年を通してどんな順番で4つのゴールに取り組むのが一番効率的か?をしっかり見極めましょう。
例えば、4つの中で1番時間と労力がかかる工程はなるべくプライベートや本業が忙しくない時期に取り組むのがベストです。
もし、引越しで忙しい時期や本業で残業が多い時期と、目標への取り組みのボリュームが大きい時期が重なってしまうと、ストレスと疲労が溜まって目標達成が必要以上に難しくなってしまいますよね。
なので、ゴール設定をする時は、家族のイベント、子どもイベント、仕事のスケジュールなど、暮らし全体のバランスを見ながら自分のゴールに取り組むベストな時期を選ぶようにしましょう。
こうすることで、よりスムーズに目標に取り組めるようになりますよ!
ステップ① 3ヶ月のテーマを決める
今回はMe-Mapストアで販売中の『デジタルプランナー 2024』を使用していますが、お手持ちのノートや手帳でもできるのでぜひ一緒にやってみてください。
先ずはこの3ヶ月間のテーマを決めましょう。
●リフレッシュ
●スローペース
●健康な心身作り
『こんな気持ちで目標に取り組みたい』『このテーマに沿った3ヶ月間を過ごしたい』というようなものを選んでみてください。
私の1〜3月のテーマは『原点に帰る』です。
年末年始で崩れてしまったルーティンを取り戻し、副業も食生活も基本を改めて確認することを大事にしたいです!
毎日の暮らしの中で、行動や作業を行う時にはこの3ヶ月のテーマを軸に考えてみてください。
行動全体に統一感が出て、自然と暮らしが整っていきますよ。
ステップ② 3ヶ月間のメインゴールを決める
次に1〜3月のメインゴールを1つ書き出します。
こちらは先ほどの、1年の目標を4つのゴールに分けたうちの1つについて『これは絶対に達成するぞ!』ということを書きましょう。
ここにゴールを書く理由は、目標を明確にするということもありますが、『ゴールを確実に達成しきった!』という達成感を得るためでもあります。
というのも、目標を達成して充実感や満足感を得るほど、次のゴールへの取り組みや、その達成率が高まると言われているから。
なのでゴールはできるだけ確実に達成できるものだけを書くようにすること、そして1個だけに絞ることが大事なんです。
3ヶ月が終わる前に1個の目標を達成できたら、そのタイミングでまたもう1個新たに目標を立てればいいだけ。
まずは1個のゴールに焦点を当てて、確実に達成できるように取り組んでいきましょう。
ステップ③ 目標を達成したい理由・目的を書き出す
次にそのゴールを達成したい理由を書き出しましょう。
●達成した後のイメージは?
●達成できないと困ることは?
●達成することで変えたい現状は?
理由を書き出す効果は、モチベーションが下がった時に最も実感できます。
というのも、ゴールを設定している時というのは、言わばモチベーションが最も高い時です。
しかし、日常生活ではゴールへの取り組み以外にもやる事がたくさんあり、疲れやストレスでやる気や低下してしまうことが必ずありますよね。
「こんな事やってて意味あるのかな?」とか、「やっぱり続けるのは大変かも…」と弱気になった時が誰にでも必ずやってきます。
そんな時にはぜひこの項目を見返してください。
例えば最初は頑張れていたダイエットが辛くなってきて、元通りの食生活に戻りそうになった時、なぜ痩せたいと思ったのか?痩せたらどんな風に暮らしが変わるのか?を思い出すことで、またやる気を取り戻すことができるはずです。
人が挫折しそうになる時は、辛さや苦しさにばかり焦点をあててしまっている場合が多いです。
しかし苦しいというデメリットよりも、痩せることで得られるメリットの方に意識を切り替えることで、継続するモチベーションを取り戻すことができるはずです。
辛さの渦にいるとつい辞めることで辛さを回避しようとしてしまいますが、辞めなくても楽になる方法って意外と沢山あります。
なぜやりたいのか?に意識を向けるのは、辛さから意識を逸らすのにとくに最適な方法です。
ぜひ初心を思い出すことで、モチベーションを取り戻していきましょう!
ステップ④ ミニゴールを設定する
メインゴール以外に取り組みたい2つのミニゴールを設定しましょう。
この2つのミニゴールは、セルフケアや、生活習慣など、日常レベルで取り組める内容にするのがおすすめ。
ものすごく努力して成し遂げるような目標である必要はなく、むしろ小さな目標で全然OKです。
日々の暮らしに刺激を加えたり、つい後回しにしてしまうような事に継続的に取り組むきっかけになるようなゴールを設けてみましょう。
3ヶ月目標が『ブログを開設する』のミニゴール例
●お手本にしたいブログを見つける
●ライター向けYoutubeチャンネルを見る
●1日15分はPCで作業する
これができたら自分も嬉しいな♪と心から思えるようなものがベストです。
気持ちが上がる目標を立てて、日々の暮らしにエンジンをかけましょう♪
スタップ⑤ 毎月のマイルストーンを設定する
最後に1月、2月、3月と月ごとのマイルストーンを設定しましょう。
抑えておきたいポイントは2つ。
1つは、メインゴールをどうやって達成するかの筋道を立てること。
もう1つは、ミニゴールの具体的な行動を書き出すことです。
例えば3ヶ月のメインゴールが『子どもとの時間を増やす』だった場合は、毎月の課題を書き出すと取り組みやすいです。
●1月
今より30分早くベッドに入り、読み聞かせやお話会をする。
●2月
週末のアクティビティを子どもと一緒に考える
●3月
『今日はどんな1日だった?』かをお風呂で話す
先ずは3ヶ月後の自分をイメージすることから始めよう♪
いかがでしたでしょうか?
1年後の自分をイメージするのは難しいですが、3ヶ月後の自分ならイメージしやすいですよね。
その3ヶ月後の自分が今より少し理想に近づいたらと考えると、それだけでも少しワクワクしませんか?
一気に劇的に変わろうとすると大変だし挫折してしまいがちなので、今よりちょっと良くなっている自分を目指しながら少しずつ前に進んでいきましょう♪
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