ママになると子どもの成長が人生の大きな軸となり、自分自身のキャリアや成長、夢について考える機会が減っていくことが多いですよね。
毎日が充実していない訳ではないけれど、何だかふとした時に『私って本当にこのままで良いのかな?』と不安や焦りを感じる事はないですか?
●何かもっと毎日ワクワクできるような事がしたい。
●ここ数年同じ場所から成長しているように感じられない。
●このままずっと同じ生活を続けていくのかと思うと寂しい。
明確にコレがやりたいという何かがある訳でもないし、ママ業だけでも大変なのに新しいことを始めるなんてきっと無理だよね・・・と自分に言い聞かせながら、違和感を感じながらも行動に移すことなく、毎日を過ごしているママも少なくないのではないでしょうか。
という私自身も、数年間『何か始めたいけれども、何をやりたいか分からない』という状態にいました。
今の仕事が嫌いな訳ではないし子育ても楽しいけど、なんだかモヤモヤと「何かもっとやりがいを感じられるような事がしたいな」という気持ちを感じながら毎日を過ごしていたんです。
しかし今はブログを始めたり、自分でプロダクトの製作・販売を始めたり、勉強の為にオンラインコースを受けたりと行動し始めたことで、毎日が少しずつ変わってきました。
やっていることの規模は全然小さいですが、すばり言えるのは・・・
本当にやってみて良かった!
行動を起こして良かったと心から思っています。
そこで今回は、ママを理由に自分を諦めず、やりたい事を探す方法を紹介します。
●今を変えたいけど何をしたらいいか分からない
●なんだか毎日が同じで楽しみがない
●自分自身をアップデートしたい
というママの参考になれば幸いです♪
「やりたい事を見つけたい」の正体とは?
自分探しの方法の定番と言えば、
●得意なことを見つけよう
●自分の強みを探る
●好きなことを掘り下げる
ですよね。
でも「何度も自分を掘り下げてみたけど全然やりたいことなんて見つからなかった・・・」という人がほとんどではないでしょうか?
と言うのも、実はやりたい事を見つけるうえで「何をやるか?」を掘り下げる事ははそこまで重要ではないんです。
本当に掘り下げるべきは「なぜやりたい事を見つけたいと感じているのか?」なのです。
現状に満足していないのは成長を欲しているサイン
「これが本当に自分がやりたいことなのかな?」
「もっとやりがいのある事がしたい・・・」
と感じる時というのは、自分の人生がスタック(Stuck=行き詰まる、停滞する)していると感じている時です。
言い換えれば「やりたい事をみつけたい」という気持ちは「もっと人として成長したい」という思いの表れということ。
例えば身体に水分が足りなくなると、「のどが渇いたな」と思いますよね?
それと同じように「今のままだと何だか物足りない」と感じるのは「私はもっと出来ますよー!もっと成長したいですよー!」という心からのサインなのです。
ママにも自己実現は必要不可欠!
人間としての成長したい、自己実現したいという欲求はキャリアウーマンや経営者などのいわゆる『意識高い系の人達』だけのもので、主婦やママ達は自分とは関係ないものだと考えがちですが、実は全ての人間に共通して必要不可欠な要素なのです。
心理学者のアブラハム・マズローが“人は自己実現に向かって絶えず成長する”という仮説をもとに作った『自己実現理論』というものをご存知でしょうか?
「マズローの欲求5段階説」とも呼ばれるこの理論は、人間には5段階の「欲求」があり、1つの欲求がある程度満たされると、次の欲求を満たそうとする基本的な心理的行動を表しているのですが、自己実現はその最終段階である第5の欲求とされています。
●第1段階:生理的欲求
睡眠や食欲など生きていくうえで必要となる欲求
●第2段階:安全の欲求
住居や健康など安全・安心への欲求
●第3段階:所属と愛の欲求
集団に所属したり、家族や仲間が欲しいなどの欲求
●第4段階:承認の欲求
他者に認められたい、尊敬されたいという欲求
●第5段階:自己実現の欲求
自分の能力を活かし創造的活動をしたい、あるべき自分になりたいという欲求
※詳細はこちらを参考にして下さい。
生理的欲求や安全欲求はある程度満たされている人がほとんどですが、主婦や子育て中のママは独りで家にいる時間や、子どもばかりと向き合う時間が長くなることで第3段階(所属と愛の欲求)以降の欲求が満たされにくくなる傾向が強いです。
ママにとって家事や育児をこなし家庭を守ることは大切な任務で、その仕事が素晴らしものであることには変わりないですが、
●自分の存在価値を認められたい
●社会的に必要とされていると感じたい
●自分の能力や可能性を最大限に発揮したい
という思いを抱くことは人間として当たり前のことで、ママが「自分のために何かをしたい」と思うことは決してワガママな事ではないということなんです。
そして同時に意識すべきなのが、これらは内面から来る欲求であるため、今の生活や環境、または置かれてる状況を変えることが根本的な解決にはなる訳ではないという点です。
つまり、ママ/主婦など自分の置かれている状況が「物足りなさ」を生み出している訳でないので、その立場を捨てたり変えたからといって必ずしも心が満たされる訳でないということ。
逆に言えば、『成長』や『自己実現』という部分が満たされれば日々の生活に大きなやりがいや喜びを感じることが出来るようになるので、今の環境や仕事を大きく変える必要はないんです。
「何をやるか?」や「どこに属するか?」よりも本当にアプローチすべきは自分の内面なのです。
自分軸で生きる時間を意識して持つ
しかしママはどうしても立場上、日常的な行動の目的が自分以外の人のためになる事が多いですよね。
自分の意思で起こしている行動ではあっても、その目的が他人軸のため、バタバタと毎日忙しく行動しているにも関わらず心が満たされない状況が続いてしまうのです。
なので、そんなママはぜひ今の自分が人の為に費やしている時間を、ほんの少しでいいので純粋に自分の欲求を満たすことだけに使うようにしてみることをオススメします。
とは言え、突然「自分がやりたい事をやって下さい」と言われても一体何をしたらいいのかすぐには分からないですよね。
特別にこれから叶えたい夢なんてない・・・
何もやりたい事なんてないかも・・・
と思う人も多いと思いますが、ずばり全ての人には必ず夢があります!
夢がなければ現状を嘆いたり、何か違うことをしたいという気持ちが生まれてくることはないですよね。
むしろ成長を望む気持ちそのものが、夢がある証拠なのです。
やりたい事って何?自分の夢を探す3つの方法
そこで「その肝心のやりたい事が見つからないから困っている!」という方の為に、自分の夢を探す3つの方法を紹介します。
色々な方法を試してみたけどなかなかやりたい事が見つからない・・・という方は是非試してみて下さい。
1.「羨ましい!」と感じることを探す
人がやっている事を「羨ましいな」と感じたり、嫉妬心を抱く場合は、自分も同じ様な事をやりたいと感じているケースが多いです。
例えば、知人が『田舎に移住して農業を始める』と連絡してきたとしますよね。
都会の生活が好きな人は「へぇー、大変そうだけど身体に気をつけて頑張ってね!」としか思わないでしょう。
しかし、いずれ早期リタイアして田舎に移住するのが夢だという人の場合は、少なからず知人の選択に対して羨ましいなと感じるはずですよね。
もし今はまだはっきりと何が自分の夢かが分かっていなくても、自分の中に「羨ましい」「嫉妬する」という気持ちを感じたら、もしかしたらそれが自分でも気付いていない夢や憧れかもしれません。
憧れと嫉妬は紙一重です。
嫉妬を感じるとつい自分のネガティブな部分を見たくなくて、気がつかない様にする人もいると思います。
でも心のポジティブな部分だけを見ているだけは、心の奥にある本心が見えて来ないことも多くあります。
時には目を反らしたくなるような醜い感情をあえて掘り下げてみると、自分でも気が付かなかった気持ちを発見できるかもしれませんよ。
2.「何に嫉妬しているのか?」を分析する
もし何かを見たり聞いたりして羨ましい気持ちや嫉妬を感じる事があったら、その出来事の何が具体的に羨ましいのかを掘り下げてみましょう。
●生活・ライフスタイル
●収入・資産などの金銭面
●考え方・価値観
●仕事への姿勢や働き方
例えば『好きな事を仕事にしている人が羨ましい』と感じた場合、
■仕事内容に惹かれるのか?
■フリーランスという雇用形態に憧れるのか?
■ワークライフバランスが理想的なのか?
■自分の『好き』を極めている生き方が羨ましいのか?
など、具体的にその人や物事のどこに自分の心が反応しているのかを分析してみると、自分の気持ちをより明確にするヒントを得ることが出来ます。
もし具体的に羨ましいと感じる対象がまた見つかっていない場合は、日常で「いいな〜!」と感じたキーワード・出来事・人などをメモするように意識してみて下さい。
数週間後にメモを見返してみると、自分がどんな事に惹かれているのかが視覚的に確認することができてとても分かりやすいですよ。
3.今のままだと後悔しそうな事をリストアップする
もし今のまま生活を続けたら3年後、5年後、10年後の自分はどうなっているか?を想像して紙に書き出してみましょう。
育児、家庭、キャリア、生活、貯蓄などカテゴリーに分けて整理してみると分かりやすいのでおすすめです。
書き終わったら『もし本当にこうなったら嫌だな・・・』と思う項目に色付けしたり、チェックで印を付けていきましょう。
全て確認し終えたらリストを見返してみて下さい。
何個くらい印が付きましたか?
印を付けた項目が1つのカテゴリーに偏っているようであれば、そのカテゴリーを改善するために取り組んでいきましょう。
もし全てのカテゴリーに対して同じくらいの割合で印が付いているようであれば、1つ1つの項目に対して取り組むようにしてみて下さい。
でも『改善に取り組む』と言っても、仕事を辞めたり、家を買ったりといきなり大きな行動を起こす必要はありません。
すぐに行動出来るなら、もう既にやってますもんね!
まずはリストアップした項目を見ながら、具体的にどの部分に対して後悔しそうだと感じるかを掘り下げたり、どんな風になっているのが理想なのかを想像するなどしながら、現実を理想に近づけるにはどんな方法があるかをゆっくり時間をかけて考えていきましょう。
実際に行動を起こすことと同じくらい、理想を明確にして頭の中でイメージする作業には今を変えるパワーがあります。
数ヶ月〜数年かけて理想を明確にしていくくらいの気持ちで大丈夫。
焦らずゆっくりと丁寧に取り組むほど、実現できる可能性も高まりますよ。
やりたい事を行動に移すには? 子育てママにオススメの3つの方法!
やりたい事をみつける作業も大事ですが、本題は『どうやって実際に行動へ移して実現していくか』ですよね。
いくらやりたい事が分かっていても、この段階で躓いてしまうケースが少なくないのではないでしょうか?
●自分には無理だ・・・
●しっかり形にできる自信がない・・・
●費やせる時間やお金がない・・・
やりたい事があっても不安を感じるあまり、失敗するイメージばかりが先行してしまい消極的になってしまうことが多いですよね。
またやりたい事が大きな事であればあるほど、不安や迷いも大きくなり行動に移すのが難しくなっていきます。
そこで次は、やりたい事をスムーズに行動へ移す方法を紹介します。
どれも難しい事ではないので、忙しい方や子育てママも是非チャレンジしてみて下さい!
1.毎日15分間『夢に取り組む時間』をつくる
毎日15分ずつでいいので、やりたい事や夢について取り組む時間を持つようにしましょう。
やりたい事に関することであればどんな小さな取り組みでもOKです。
●好きなカフェの写真を集めてイメージボードを作る
●自宅近くのカフェができる物件を検索する
●カフェのオーナーのインスタを複数フォローする
●オープン日までの逆算カレンダーを作成する
もし行動に移すのが大変だと感じる作業がある場合は、1つ1つの工程を出来る限り細かく区切ってみて下さい。
そして1つ1つの小さな工程を、毎日1つずつ進めていくようにしましょう。
もしも1つの工程が15分では終わらないようであれば、さらに細かく手順を区切ってしまえば大丈夫です。
このように各工程を15分のサイズに区切って捉えることで、最終的なゴールの大きさに打ちのめされる事なく、少しずつ着実に実現へ向けて進むことができるようになります。
2.『分からない』をリストアップする
夢が見つかっても実際に何から始めれば良いのか分からないと迷う人が多いと思いますが、この『分からない』という感覚が実はとてつもないくせ者なのです。
なぜなら『分からない』という気持ちが『出来ない』に変換されてしまうことで夢を諦めてしまうケースがとても多いからです。
夢に辿り着くための道を発見しても、目の前が障害物だらけだと『前に進めない』と感じてしまい、ゴールの方向が分かっているにも関わらず進むことを諦めてしまいたくなりますよね。
しかし一旦立ち止まり、夢に辿り着くという大きな目標を『目の前の障害物の構造を理解する』に変えてみると、なんだか出来るような気になりませんか?
遠い先にある大きな夢を目指す気持ちも大事ですが、そればかりを見ていると今いる現実とのギャップに打ちのめされてしまいます。
そうならない為にも、目の前にある『分からない事』をリストアップして冷静に把握するようにしましょう。
リストを作成したら週1〜2回程度、このリストに向き合う日を作って1日1個ずつ掘り下げていきましょう。
1度で解決できない問題がほとんどだと思いますがそんな時も焦らずに、
●何が分からないのか?
●解決の方法をどうやって探せばいいのか?
●他の方法はないか?
など、さらに細かく問題を噛み砕きながら1歩ずつ進めていきましょう。
分からないことは悪ではありません。
ゲーム感覚で楽しみながら「どうやって?」を解決していきましょう。
3.とりあえず行動を起こしながら考える
多くの人は新しいことを始める際、課題や問題を全て解決して、万全に準備を整えてからでないとスタートすべきでは無いと思い込みがちですが、実はそれは大きな間違いです。
準備をするほど、出来ていない部分が見えてきます。
問題を解決するほど、次の疑問が湧き上がってきます。
完璧を追い求めるほど、不完全さが際立ちます。
つまり「これで全て準備万端!完璧に仕上がった!」という状態はほぼ永遠に来ることはないのです。
なので少しくらい分からないことがあっても、最低限の準備が整ったらさっさとスタートしてしまいましょう!
多少「見切り発車かな?」と不安に感じる程度で大丈夫です。
実際にやりながらでも解決方法は探せますし、むしろ頭の中でトラブルシューティングをしながら下調べているよりも、実践と平行しながらの方が効率よく学べることの方が多くあります。
また、完璧に準備したつもりでも実際にスタートしたら必ず新しい課題や問題に出くわしますよね。
そんな時、準備に100%の力を注いだ後だと既にガソリン切れの状態になっており「あんなに時間かけて準備したのに・・・」とモチベーションが下がっていく一方です。
しかし未完成の状態でスタートしている自覚があると「これは実際にやってみないと気が付かなかったな!」とトラブルも前向きに捉えることができます。
自分の中で7〜8割の準備ができていれば十分です。
いくら完璧な絵画でも人の目に触れる機会がなければ、世間に存在しないのと同じです。
とりあえずスタートしてしまい、後はやりながら考えていきましょう!
目に見えなくてもママも確実に成長している!
ママは日常的にたくさんの想定外の出来事と向き合いながら、忍耐力を養い、新しい状況にチャレンジするという学びと実践を繰り返しています。
長期的に見ると子育てを通して大きな成長を遂げているにもかかわらず、毎日の生活ではそのことを実感することが難しいですよね。
というのも、子育てをしているとインプットの量に対して、アウトプットの機会がとても少ないんです。
●子育てのコツ
●子どもへの声がけの仕方
●食育の知識
など、たくさんの情報を得て実行に移すことは出来ても、どれも成果がすぐ目に見えるようなものではありません。
また育児では、何かを創造するようなクリエイティブな作業が少なく、行動した結果が形として残ることがほぼ無いため、ママ本人でさえも自分が行った作業の成果を正しく評価することが出来ずに、満足感が得られず、成長が止まってしまっているように感じるのではないでしょうか。
ママ業をこなしているだけも日々しっかりと人として成長しているということを先ずはしっかりと認めて、褒めてあげましょう。
そして毎日少しずつで良いので本を読んだり、ポッドキャストを聞いたりして、普段とは違う分野の新しい情報に触れる機会を持ってみて下さい。
子育てや家事とは全く関係のない、普段の生活では出くわす事のないようなテーマの話を聞くだけでも自分の『成長力』を刺激することに繋がりますよ。
子どもの成長と同じくらい、自分自身の成長も大切にしてあげましょう!
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