本当は怒らずに楽しく子育てがしたいのに毎日イライラしてしまう・・・
怒りたくのに怒ってしまう自分がイヤで余計に落ち込む・・・
ママなら誰でも必ず1度はこんな風に感じた経験があると思います。
でも、同じように子育てしていてもよく怒るママと、あまり怒らずにニコニコと穏やかなママもいますよね。
その違いは何だと思いますか?
私は怒ることが多いタイプでした・・・!
それは、自分が怒りをコントロールしているのか?
それとも、怒りに自分がコントロールされているか?
の違いです。
怒りをコントロールできるようになると、子どもに怒鳴らないママになれるだけでなく、今よりずっとストレスフリーに育児に取り組めるようになります。
という私は現在ママ歴4年目ですが、去年まではほぼ毎日子どもを怒鳴っていました。
しかし怒ってばかりの自分を変えようと決意してから、怒りのコントロール方法やマインドセットの勉強して、沢山の方法を取り入れながら試行錯誤した結果、今は子どもに怒鳴ることはほとんどなくなりました!
もちろんイライラすることはありますが、子どもを叱る前に自分の怒りをコントロールできるようになったので前よりもずっと楽です!
そこで今回は、私が実際に試して効果のあった怒りのコントロール方法をお伝えします!
本当に効く!子育てママの怒りを解消する方法
怒鳴るママをやめるコツは、イライラしないママを目指すのではなく、イライラを感じた時にその怒りを緩和させるワザ(考え方)を身につける事です。
そしてワザをいつでも使えるように、心身のコンディションを日頃から健全に保つこと。
じゃあ具体的にはどうするの?という事で、私が実際に自分を変えるために行った方法をご紹介していきます!
1. 『木』ではなく『森』を見る
親の役割の本質は、子どもを育てることです。
子どもの成長をサポートし、導くことですよね。
部屋を片付けなさい!
早くしなさい!
静かにしなさい!
と、イライラしながら子どもに怒鳴ってしまうママも多いと思いますが、そんな時は自分の本来の役割を思い出してみて下さい。
ママは、きれいに整理整頓されたお家を保つためにいるのではありません。
ママは、予定がずれ込まないように子どもの行動を管理するためにいるのではありません。
ママは、足音が響かないように子どもを見張っておくためいるのではありません。
もちろんある程度の規律を教えることは子育てにおいて大切ですが、規律を守らせることが目的になってしまうと必要以上に労力とエネルギーを消費してしまい、余計なイライラの原因になってしまいます。
もしもイライラして小言を言いそうになった時は「あなたが育児で1番子供に教えたいことは何か?」を考えて、それに意識を向けてみて下さい。
多少騒がしくても、元気な子に育ってほしい。
多少マイペースでも、興味のあることにじっくり取り組める子に育ってほしい。
将来の子どもの姿を想像しながら、そんな風に育ってもらうには今どんな声をかけるのが良いかを少し考える時間をとってから言葉を口にするように意識すると無駄な小言がグッと減ります。
意外と「ママだから注意しなきゃ!」と、無意識に子どもに注意しているパターンも多いんですよね。
別にうるさくても困らない時は、多少うるさいまま放おっておいてもいいんです!
本当にやめてほしい時にだけしっかり注意するようにすると、子どもの心にも響きやすくなりますよ。
2. 親としてきちんと機能するためのメンテナンスを怠らない
過去記事でも書きましたが、飛行機の機内安全の説明では『まずご自身の酸素マスクを着用してから、お連れ様やお子様にマスクを装着して下さい』とアナウンスされます。
これは子どもの酸素マスクの着用に手こずっていると、大人が意識を失ってしまう危険性があるからです。
子育ても全く同じで、まず大人が大人として正常に機能していないと、子どもをきちんと導くことができません。
例えば、イライラして怒鳴っているママは、壊れたカーナビみたいなものです。
完全に間違った方向に家族を運んでいる状態で、道に迷うだけならまだいいですが、最悪の場合は事故にあう可能性だってあります。
そうならないよう車検でカーナビのメンテナンスをするのと同じ様に、ママにも定期的なメンテナンス=セルフケアが必要です。
ママはつい子どもを優先して自分のことは後回しにしなくちゃいけないと思い込みがちですが、それって本当に子どものためでしょうか?
健全な判断が下せる心と身体を保つために、ママがセルフケアを大事にすることはワガママではありません。
むしろ最優先事項です。
子どもやパパのためにも、まずは自分の最低限のニーズをしっかり満たしてあげましょう。
▶ちゃんとご飯を食べる。
▶最低限の睡眠をとる。(必要に応じて昼寝もする!)
▶疲れたら無理してでも休む。
▶やりたいことをする時間を持つ。
最初のうちは自分を優先してしまうことを後ろめたく感じてしまうこともありますが、長期的にみれば絶対に家族のためになります!
3. 「子どもらしさ」について正しい知識を持つ
うちの息子は4歳なのですが、この頃3歳の時には1人で出来ていたことをやろうとしないことが増えました。
「着替えさせて!食べさせて!自分じゃ出来ない!」という回数がぐっと増えたんです。
本来は全て自分でできることなのに全然やらなくなったので、私の育て方が間違っているのかな?と戸惑いましたが、どうやら調べてみるとこれは4歳特有の行動のようです。
ある程度のことを自分で出来るようになるステージをクリアした4歳の時期は、自分でやることと手伝ってもらうことを繰り返していくことで、出来るようになった自信を確信に変えていくんだそうです!
2〜3歳のイヤイヤ期の対処方法はどこにでも書いてありますが、4歳のこの行動についての情報は目にしたことがなかったので、心配したのと同時に、知ったときは目からウロコでした。
こうした正しい知識を持って子育てに挑むことで、何か困るような行動をとられても「ああ、今はこういう時期だからな。年相応だ。」とどっしりとした気持ちで受け止めることができるようになると思うんです。
親はどうしても“躾(しつけ)”というフィルターを通して我が子の行動を見てしまうので、子どもが反抗することに敏感になりすぎて、ついそれを「問題」として捉えてしまいがちです。
しかし、我が子のワガママは成長過程において正常な行動なんだと知識として学ぶことでこの視点をガラッと変えることができて、結果的にもっと楽な気持ちで子どもと向き合えるようになります。
これってもちろん子どもの為でもありますが、何よりも親のメンタルを守るためのパワーになります。
知識は力です!
筋トレで筋肉を鍛えていくように、脳みそもしっかり鍛えてあげることで、ママも強くなれますよ!💪
4. 「ビル・ゲイツも昔は3歳だった」と思う。
子どもの悩みを相談しても「大変なのは今だけ。そのうち楽になるので今を楽しみましょう。」と言われて、何の助けにもならない!というのは、子育てあるあるの一つではないでしょうか。
今がしんどいからどうにかしたいのに!って感じですよね。。
でもそんな時は、子供が今の自分と同じ年齢になった時のことを想像してみるんです。
「この子はどんな大人になっているのかな?」と想像してみるだけで、突然「育児」の現実味が増しませんか?
今この瞬間の子どもとの関わりが、子どもの将来を作っているんだなとリアルに感じれるようになって、小さなことが結構どうでもよくなります。
ビル・ゲイツのような偉人も昔はイヤイヤ期があったんです。
今あなたの目の前でイヤイヤしてる子が、第二のビル・ゲイツになる可能性もあるんだと思うと、なんだか思う存分イヤイヤさせたほうが良いような気がしてきませんか?(笑)
まだ言葉も充分にしゃべれない子どもと毎日接していると、生活のお世話ばかりに気を取られてしまって目の前の子どもも自分と同じような大人になる時が来るということを忘れてしまいがちです。
でもイライラした時にこそ立ち止まって、この子も自分と同じように子育てをする日が来るんだとイメージするだけで少し冷静な自分を取り戻すことが出来るようになりますよ。
ぜひ試してみて下さい!
5. 子どもが言うことを聞かなくても「自分は十分立派な親だ」と認めてあげる。
人間は自分が無力だと感じると、身の回りの小さい物事をコントロールし支配することで自己肯定感を高めようとする傾向があります。
いわゆる完璧主義です。
子どもに対してイライラするのも同じことで、自分が親として無力であると感じると、子どもを支配することによって、親としての力を証明したいと思う様になるんです。
そうすると、子どもの行動一つ一つを口うるさく注意してコントロールするようになり、怒鳴ったり、叱ったりする回数が増えていきます。
しかし怒りの本当の原因は親の自己肯定感の低さなので、子どもを叱ることでは状況は改善されませんし、逆に事態を悪化させてしまうケースがほとんどです。
子どもを叱る→罪悪感に苛まれる→親として無力だと感じる→より支配しようとする→子どもを叱る・・・の悪循環にハマってしまうんのです。
子どもが言うことを聞かないのは私がママとしてダメだから。
子どもが泣いてばかりなのは私がママとしてダメだから。
ついママはこんな風に、子どもの行動を自己評価と結びつけてしまいますが、この2つは常にイコールではありません。
ママが同じように育児をしても兄弟は全く違う育ち方をしますよね。
100人の子どもがいれば、100通りの育児があります。
そこには正解も失敗もないですし、子どもがママの言葉をどう捉えてどう育つかはある意味子どもの自由です。
子どものことを日々考えて、行動している。
それだけであなたは十分立派なママです!
もし子育てにイライラして自分がダメ親だと思いそうになったら、まずはイライラしてしまう自分を許してあげてください。
そして、悩み苦しむほど一生懸命に子育てしている自分をきちんと評価してあげましょう。
子どもがどんなに言う事をきかなくても大丈夫!
それはあなたのママとしての価値とは何の関係もないということを忘れないで下さいね。
6. 日常的に計画や目標を立てる。
ママのイライラの大きな要因の一つに「自分で自分の行動をコントロール出来ない」「いつも子どもに合わせてしか行動できない」という点があると思いますが、このモヤモヤを解消するためにおすすめなのが、毎日その日の計画や目標を立てる習慣をつけることです。
事前にプランを立ててから一日をスタートする習慣をつけることで、自分の行動は自分で決めている=自分の意志で行動をコントロール出来ている、という自信を取り戻すことができます。
ポイントは必ず達成できるプランを立てることです!
▶子どもに1冊本を読む
▶自分を褒める
なかなか毎日の仕事を評価してもらう機会がないママにとって、自分がやりたいと思ったことが出来たという達成感はとても貴重な感覚で、自信につながります。
子育てのストレス、トラブル、喜びも全部ひっくるめて「全てが自分の計画どおり。全て想定内だ!」と捉えられる心の強さを養うためにも、毎日のプランニングはとても有効なんです。
私は毎朝、今日絶対にやることを1つ決めてから1日をスタートしています!
どんなに簡単なことでも、達成できるだけでとても清々しい気分になれるのでとってもおすすめです!
7. 親として究極の役目はシンプルに子どもを愛すること。
子どもがどんなに悪いことをしても、どんなに許されないことをしても、無条件に子どもを愛してあげること。
それって唯一親にしか出来ないことであり、親として子どもにしてあげられる最高のことだと思います。
ご飯が手抜きでも、怒りすぎてしまっても、喧嘩してしまっても、全然かまってあげられなくても、泣かせっぱなしにしてしまっても、子どもを愛する気持ちがあればそれで十分ではないですか。
どんな状況でも子どもに愛情を持って見守ること、それが出来ていればいいんです。
私は「なんか上手くいかなかったな・・・」と思う日は、とりあえず子どもを抱きしめることで一日を締めくくるようにしてます!
以前とあるネット記事で、「『親』という字は『木の上に立って見守る』と書くから、親は子どもの年齢×1メートルの距離から子どもを見守りましょう。」という文章をみて、それ以来イライラした時はその言葉を思い出すようにしています。
自分の気持ちに気づいてコントロールする練習
最後に、子どものイライラに反応してつい怒りモードにスイッチが入ってしまいそうになった時に使える、心を切り替えるテクニックを合わせて紹介します!
「あ、やばい。怒っちゃいそう・・」となった時に、是非試してみて下さい!
1. 呼吸を整える
ベタですが、効果的な方法です!
怒っている時というのは、今の状況に対して「身の危険が迫っているから自分を守れ!」と脳がアドレナリンを出して、戦闘モードに入っているときです。
なので「安全だから戦わなくていいんだよ。」と気づかせてあげるイメージで、身体いっぱいに酸素を取り込んみて下さい。
今まで怒りに向いていた意識を呼吸に向けることで、気持ちを落ち着けることができます。
吸い込んだ酸素で怒りを薄めていく様子をイメージしながら、なるべく深くゆっくり呼吸するとより効果的です!
2. 全て予定どおりだ!と思う
基本的に、イライラしている時って焦っている時や、待たされている時です。
自分の思った通りに行動がコントロールできていないと、人はストレスを感じやすいようにできています。
でも子育てってコントロールできないことの連続ですよね!
お茶をこぼした!
昼寝をしない!
オムツが漏れた!
ご飯たべない!
自分が予測していたのとは違う方向に物事が進みだして、イライラし始めたら「予定どおり、大丈夫!」と無理やり声にしてみて下さい。
ただそれだけですが、さっきまで焦っていたのになんだか不思議と気持ちが落ち着いてくるのが感じられると思います。
実際、日常の「こうしなきゃいけない」というルールを決めているのは大概ママ自身です。
もし状況が変わってきたらどんどん変えていっても何の問題もありません。
ゆるい気持ちで、臨機応変にやっていきましょう!
3. 「なんで!?」じゃなくて「知れて良かった!」と思う
イヤイヤされたら「何で嫌なの!」ではなく、「あ、コレは嫌いなのね。知れて良かったわ!」と思うようにしてみる、これだけです。
例えば離乳食を食べない時とかって「何で食べないのよー!」となってしまいがちですが、
そんな時は「あ、これ嫌いなの?そっかそっか!了解!」くらいの気持ちで受け止めておくようにすればOKです。
子どもの好き嫌いのデータが1つ増えてラッキー!くらいに思っておきましょう!
4. 2択で提案する
これは皆さんよくやる手法だと思いますが、大事なのはどちらを選ばれても大丈夫な選択肢2つをピックアップすることです。
例えば「食べないの?食べるの?自分で決めなさい!」と聞いておきながら、子どもが食べない方を選ぶと「ダメでしょ!食べなさい!」って言ってしまうことないですか?
ついやりがちですが、これだと子どもは余計に混乱しちゃうんですよね。
なので「Aだけ食べるのと、Bだけ食べるのどっちにする?」と聞くようにして下さい。
これならどっちを選ぼうと、とりあえず何かしらは食べる結果になりますよね。
さらにレベルアップした方法では、親がより食べて欲しいものをBにしておいたうえで「お母さんのおすすめはAだけど、どうする?」と付け加えてみて下さい。
すると大体子どもは「いや、ぼくはBにする!」と言うんですよね。
つまり、結果的にお子さんが好きなものを選んだというシナリオで、お母さんの食べさせたいものを食べさせることができるという訳です!
これはお子さんの性格にもよると思うので、おすすめをAにするかBにするかは状況に応じて変えてもらえれば大丈夫ですが、絶対に「どっちを選ばれてもいい2つだけを選ぶ」ことを忘れないで下さいね!
まとめ. 怒らない自分を選ぶ力をつけよう!
目の前の状況に対して「怒る」と決めているは自分自身です。
環境や、物事そのものには何も理由はないのに、それを良い・悪いとジャッジすることで、人は喜びを感じたり、怒りを感じたりします。
なので、物事の捉え方を変えれば、自分の感情も変えられるんですよね。
『人生の10%はあなたに起こることで決まり、90%はどう反応するかによって決まる』(Charles R. Swindoll)
まさにこの言葉につきると思います。
私がよく怒ってばかりだった自分を変えたいと思ったのは、子どもが私と全く同じように怒りを発散する姿を目の当たりにした時でした。
子どもは、怒りを上手くコントロールできない私の姿をいつも見ていたので、同じようにするのが正しいと思ってしまったんですよね。
その姿を見た瞬間に「あ、これはいけない。早く辞めないと。」と、怒りをコントロールできる自分になる決意をしました。
考え方で行動は変わります。
こうなりたいという気持ちがあれば、人は必ず変われます。
自分が見たいように世界を見れるようになるために、心の力を鍛えていきましょう!
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