「時間がない」の本当の意味とは？やりたい事をできるママになるたった１つの方法

子育て、家事、仕事など「やらなきゃいけない事」に日々追われていると、自分の「やりたい事」をやる時間なんて全然ない！と感じますよね。

しかし周りを見渡すと、フルタイムで仕事しながらキャリアアップの勉強をしているママや、会社経営者として事業を回しながら子どもの習い事の付き添いまでバッチリしているママ、会社員をしながら副業で自分の好きなこともバリバリやっているママがたくさんいませんか？

「どうやってそんな時間を作っているの？！」と思ってしまいますよね！

 

今でこそ会社員と副業を両立している私ですが、以前は「今でもこんなに時間がないのに、仕事もして副業もなんて無理！」と思い、副業をやる事を数年間躊躇していました。

しかし、たった１つのことを変えただけで副業も、子育ても、仕事も、何一つ諦めずに回せるようになりました。

 

一体、何を変えたのかというと・・・

考え方。それだけです。

 

「時間がない」という考え方を変えただけで、やりたい事をやる時間が作れるようになっただけでなく、効率よく物事をこなすことができるようになり、結果的に達成/実現できる事が増えるようになりました。

 

もちろん今も大変なことはありますが、時間を理由に行動することを諦めることがなくなり、忙しいけれども自由だという感覚は以前よりも強くなったと思います。

 

そこで今回は、「時間がない」と感じる本当の原因と、多忙なママがやりたい事をやる時間を作り出す方法をご紹介します！

●やりたい事があるけど時間がなくて実行できない
●やりたくない事ばかりに時間を取られるのがストレス
●時間の使い方がもっと上手くなりたい！

というママの参考になれば幸いです♪

 

「時間がない！」を解決する唯一の方法とは？

結論から言うと、「時間がない」というのは「それをやる時間は、ない」と感じている状態のことです。

「やりたい事だ」と思っているそのタスクの優先度が、他のタスクを投げ出してまでやるほど高くない、とも言えますね。

 

例えば、多くのママは忙しいと言いつつも、掃除、洗濯、料理をやる時間はほぼ毎日確保していると思います。

どんなに忙しくても「今日は忙しくて時間がなかったからご飯は無しです！」とはならないですし、「毎日忙しいのでもう掃除は辞めます！」とはならないですよね。

時間がないと言いつつも、お惣菜を買ったり、お掃除ロボを駆使したりと、なんとか工夫をしながらそのタスクを遂行しようと努力すると思います。

つまりこれは、料理や掃除というタスクの優先順位が高いと認識しているため、24時間という限られた手持ちの時間の何割かをそれに費やそうと判断しているという訳です。

 

しかし、キャリアアップの資格取得、副業、投資の勉強など、自分がやりたい事についてはどうでしょうか。

おそらく家事や子育てなど優先順位が高くないため、それらのタスクが全部終わって時間が余ったらやろうという程度の認識ではありませんか？

残念ですがこのような考え方のままでは、やりたい事をやる時間が生まれることはほぼ一生無いでしょう。

なぜながら、その「やりたい事」に時間を費やすことの価値と優先度が低いままだからです。

そのタスクを「大事な時間を費やす価値がないこと」と認識していることが、そのタスクをこなす時間がなくなる状態を生み出している一番の原因なんです。

時間の使い方はタスクの優先度の高さが決めている

例えば、テレビを見ている子どもに「宿題しなさい」と言ってもやらないですよね。
そして後になって「宿題をする時間がなかった！」と言うのはよくあることだと思います。

これは宿題をする時間がなかったのではなく、宿題をすることよりもテレビを観ることの方を優先しただけだということは、大人から見れば一目瞭然ですよね。

しかし、大人が「時間がない」といって勉強・運動・副業など自分がやりたいと思っている事を後回しにしているのも、実はこれと全く同じ原理なんです。

勉強や運動、副業をやる事よりも、他の事を優先してしまっているが為に時間がないという風に感じてしまっている訳なんですね。

今やっている事＞やりたい事 という風に優先順位の構図が変わらない限り、それらをやるための時間を確保できるようにはならないでしょう。

 

ではどうやったら、「やりたい事」の優先順位を上げることができるのでしょうか？

 

答えはとても簡単で、それをやる理由と目的をとにかく明確にすること。

ただ、それだけです。

例えば、勉強して好きな人と同じ学校へ進学したい！と思ったら、宿題に限らず放っておいても猛勉強し始めるようになるはずですよね。（笑）

このように、今やっていることよりも（テレビを見るよりも）、それをやった方が良い（勉強する方が良い）と思えるようになると、そのための時間をどんどん作れるようになる訳です。

 

ただこの時、自分が心から納得するまで「やる理由」を掘り下げることが非常に大事になります。

他人からやれと言われたとか、世間でやった方がいいと言われているからという程度では、それをやる時間をつくる理由としては不十分です。

そうではなく、本当に自分がやりたい！自分にとってやるべき価値がある！と思えるまで掘り下げて自分が納得すること。

自分にとって重要かつ代わりが効かない「やる理由」を見つけること。

それが見つかれば、やりたい事をやるための時間はどんどん自分で作り出すことができるようになるはずですよ。

時間をつくるために「やる理由」を掘り下げる３つの方法

ではどうやったらその「やる理由」を見つけ出して、時間を作れるようになるのでしょうか？

今回は私が実践して効果があったものを含めて、３つの方法をご紹介します。

１.　限界が来るまで放っておく

１個目は、切羽詰まって「もういい加減変わらないとヤバい！」と感じるまで放っておく方法です。

正直、「確実に変わる」という意味ではこれが一番効果的な方法です。

痛い目を見たり、半強制的に変わらざるを得ない状況になったり、限界まで追い込まれたりと、これ以上今のままでいるのは無理という状況に置かれるためです。

 

例えば、私が朝活を始めたり、朝のジョギングを習慣にできた理由がこれでした。

 

私が朝活を始めた理由は、元々朝早く起きるのが得意だったわけでも、朝活に興味があったわけでもありません。

子ども達から解放されて、一人きりになれる時間を作れるのが朝だけだったから。

それだけなんです！

二人目を産んでから、朝から晩まで子どもや家族のペースに合わせて行動する生活になった事でストレスの限界に追い込まれ、完全に一人きりになる時間を毎日少しでもつくらないとダメになってしまう！という状況に追い込まれた末に辿り着いた答えが朝活を始める事だったんです。

誰にも気兼ねなく完全に一人になるには、子どもが寝ている間に外に出るしかない！と思ったため朝のジョギングに出るようになった訳なんですね。

おそらく「朝活をする」という所からジョギングを始めたらここまで続かなかったと思いますが、「どうにかして一人になりたい！」という強い想が始めたきっかけだったため２年近く続けることができています。

 

しかし、この方法の唯一の欠点は、いつ限界が来るか分からないということ！

さらに言うと、限界が来るという保証もないので、最悪の場合は一生やる理由を見つけることができずに終わるという可能性もあるわけです。

なのでこの方法は、やるべきかどうか悩んでるけど無理に追求する必要に迫られていない場合に有効な方法と言えるでしょう。

「本当に必要なことならば、しかるべきタイミングでやるべき時が来るだろう」というような考えの時はぜひこの方法を試してみて下さい。

２.　やらなかったらどうなるか？を想像する

コレをやったらこんないいことがあるだろうなーとか、やった方がいいんだろうなとは思っても、なかなか行動に移すまでにいたらない場合もありますよね。

そんな時には、コレを今やらなかったら１年後、５年後、１０年後の自分がどうなるか？を想像してみましょう。

 

例えば、投資をした方がいいと思いつつもやり方が分からなかったり、勉強する時間がなく、なかなか始められないという状態だったとします。

投資をしたらただ貯金しているよりも資産が増える可能性があるというメリットは何となくイメージ出来ているとは思うのですが、逆に投資をしなかったらどうなるか？も同じようにシュミレーションしてみて下さい。

 

投資の勉強を始めなかったら、今後も今まで通りコツコツ節約しながら、貯金を頑張りながら暮らしていくことになるでしょう。

給与が上がる可能性はかなり低いけど、今の収入をキープするには会社を辞める訳にもいかないからあと10年は同じ会社で働き続けて…というように、それをやらなかった場合の自分や家族の未来をできるだけ具体的に想像してみてくださ。

 

もしそれでも「全然良い！不満は特にない！」と思うのならば、今のままの暮らしを続けていけば良いでしょう。

しかし、もしこうなるのは嫌だなとか、この未来を変えられる可能性があるなら行動したいなと感じたとしたら今が変わりどきでしょう。

 

一気に変わろうとすると続かないので、小さいことからちょっとずつ初めてみるのがおすすめですよ♪

3.　今できていない理由をリストアップする

今、自分が行動を起こせていない理由を細かくリストアップしてみましょう。

やりたいのに出来ないのには、必ず原因があるはずですよね。
その原因を突き止めて、一つ一つ解決策を見つけていけば行動できるようになるはずです。

 

また、できない理由をリストアップする際に気をつけたいのが、ただ漠然とした理由を見つけるのではなく「本当の原因」をとことん突き詰める意識を持つこと！

この突き詰める作業をやり切れていないと、結局「やっぱり無理だよね」で終わってしまうんです。

 

例えば、ただ「時間がない」「仕事で忙しい」「疲れて頑張れない」という曖昧な理由では、解決策も曖昧になってしまい結局実現できずに終わってしまう可能性が高いです。

しかし「時間がない」について、色々な側面から質問を重ねることで本当の答えを見つけることができます。

●なぜ時間がないのか？
●1日のどの時間帯をみて時間がないと言っているのか？
●他に出来そうな時間帯はないのか？
●そもそもそれをやるために1日どれくらいの時間が必要なのか？
●今はその時間を何に使っているのか？

 

実際に私も、会社と家事で忙しくブログを書く時間が取れずに悩んだ時期がありましたが、この方法で解決策を見つけることができました。

時間がない理由を「なぜ時間がないのか？本当に時間がないのか？」とひたすら掘り下げていった結果、本当の問題は時間がないことではなく、意識の切り替えが下手だからいう答えに辿り着いたんです。

会社から出ても仕事のことを考えて作業をダラダラを続けてしまったり、やらなきゃいけない家事をつい後回しにしまうことで、最終的に家事にかかる時間が長引いてしまっているという現状が見えてきました。

 

これらの問題を解決すべく、会社から出たら仕事はしない、家事をする時は切り上げる時間を決めてから取り掛かると決めて、時間の意識を常に持ちながら作業するようにしたところ、いわゆる「スキマ時間」が暮らしの中にたくさん生まれるようになったんです。

結果として、会社からの移動中の30分や、家事が終わった後の20分をブログの構成や執筆の時間に充てられるようになりました。

掘り下げを行う前は、『ブログを書く時間がないのは、ゆっくり座ってパソコンに向き合えるまとまった時間がないのが原因だ』という意識でしたが、掘り下げを行ったことで、細かいスキマ時間を活用すれば充分ブログが書ける！という考えに辿り着くことができたのも大きな収穫でした。

このおかげで結果的に自分のライフスタイルにあった副業の続け方を見つけることができ、今も執筆を続けられています。

 

できない！で終わらせずに、最低でも３回は「なぜ？」と自分に問いかけることで、本当の原因を掘り下げてみて下さい。

自分でも気づかなかった暮らしを改善する名回答が見つかるかもしれませんよ！

やりたい！と感じたその気持ちを大事にしよう♪

大人になると、やりたい事よりも「やらなきゃいけない事」をつい無意識に優先してしまうようになりますよね。

子どもを見ていると、本当にびっくりするくらい「やりたい事」しかやらない姿に、呆れつつも関心してしまうことがよくあります。

ママはつい、自分のやりたい事を優先することは悪い事・わがままな事と思ってしまいがちですが、そもそもそんな風に思う必要は本当はないのかもしれません。

できない理由を探せばいくらでも見つかりますが、そこで自分を納得させて諦めるのではなく、どうやったらできるか？と一歩突っ込んで自分に問いかけてみて下さい。

やりたいことをやれる力を身につけて、暮らしをどんどん自分好みに変えていきましょう♪

 

 

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