「今日こそやる!」って毎日言ってない?子育てママの時間管理はタイムブロッキング一択な理由

タイムマネジメント

予めしっかりと「今日はコレとコレをやるぞ!」と決めて1日をスタートしたにもかかわらず、バタバタ忙しく動き回っていたらあっという間に1日が終わってしまった・・・なんて経験ありませんか?

「明日こそちゃんとやろう」と思っても、また次の日も何だかんだ用事がいっぱいあって、頭の片隅にある“やりたい事”よりも他の用事にばかり時間を取られてしまいイライラする・・・ってことを、子育て中のママなら誰でも1度は感じた事があると思います。

いつまでたっても進まない「やることリスト」をみて、決めたことをちゃんと実行できない自分を責めてしまうママも多いのではないでしょうか?  

そこで今回は、子育てママが「今日はこれをやる!」と決めたことを確実に実行するための方法を紹介していきます。

ToDoリストを整理したのに着手する寸前で上手くいかない
やりたい事は沢山あるのに何だか毎日時間がない
もっと自分のための時間を作りたい
やりたい事が終わらずモヤモヤする日が続いている
子育てや家事ばかりに時間を取られてイライラする というママの参考になれば幸いです♪  

 

 

「時間がない」がママの自己肯定感を下げてしまう

ママが「時間がない」と感じる原因の1つが、自分で行動をコントロールできない場面が多いからです。

例えば仕事の場合、目の前に多くの事務作業や企画書が山積みで忙しくても、ボリュームと所要時間を把握してペース配分ができれば、気持ちを落ち着けて作業に集中することができますよね。

作業中に他の仕事がふってくる場合もありますが、話し合いや相談次第で後日に回したり、他の人にお願いしたり、締切の調整が可能だったりします。

つまり、身体は忙しいけど、気持ちを目の前のことに集中させることが出来る環境が整っているんです。   しかし子育てママの場合は違います。

「よし今から1週間分の夕飯の作り置きを作るぞ!」と気合十分で挑んでも、途中で子どもが泣き出して1時間以上抱っこしなきゃいけなくなったり、片付けたい家事がたくさんあるのに子どもが公園から帰りたがらなかったり・・・。

やる気や計画を全て無視して、行動を切り替えさせられることが日常茶飯事です。

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何かやろうとしたタイミングに限ってママー!と呼んでくるのは何故なのでしょうか?(笑)

人は自分で物事をコントロールできない状況が続くと、自分が無力だと感じやすくなります。

また責任感が強く真面目なママほど、やろうと思っていた事が目標通りにできなかった時に自分を責めてしまいますよね。

このような事が日常的に繰り返されるママは、自己肯定感が非常に低下しやすい状況にあるということが分かると思います。

そんなママの「思い通りにできた!」を増やして自分自身を取り戻してあげるのに最適なのが、タイムブロッキングによるスケジュール術なんです。   

 

人はわざと『時間がない』状況を作り出している?!

「時間がない」を減らすのに必要なのは、シンプルに「それをやる時間を確保すること」ですよね。

何をいつやるかを具体的に決めずに、時間ができたら10個のタスクの中からその時の気分や都合でやれそうな1個を選んで実行していくという“行き当りばったりスタイル”では、結局できないで終わるタスクの数の方が多い結果となる可能性が高いです。

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むしろ1個も出来ないまま終わるケースの方が多いかもしれませんね。

その理由の1つ目は、必ず空き時間ができるという確約がないため、そもそも「やりたい事」をする時間が将来的に存在するという保証がないからです。  

2つ目は、人の脳は「いつも通り=安全・心地よい」と感じるようにプログラミングされているので、普段やらないような家事やタスクを面倒だと感じたり、後回しにしてしまうという性質を生まれながらに持っているからです。

これは「心理的ホメオスタシス(心理的恒常性)」と呼ばれるもので、「今の生活スタイルや環境をできるだけ維持したい」と無意識レベルで働く心理を指します。

本来「ホメオスタシス(homeostasis:恒常性)」は生物学の用語で、例えば暑い時には汗をかくことで身体を冷ますように、生命を維持するために身体の体温や呼吸、血液に流れなどを一定の範囲の内に保ち身体のバランスや状態を無意識レベルで一定に保ってくれている機能を表したものです。

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つまり人間がもつ防衛本能のことですね!

このホメオスタシスは心理学においても同じように働くとされています。

つまり人間は、無意識に変化を避けて、いつも通りの行動や習慣を繰り返すことをより好むように生まれながらにプログラムされているのです。

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三日坊主になってしまうのは人間として当たり前のことなんですね。

なので日常生活でも、【A:いつも通りの家事】と【B:普段やり慣れていない家事】があった場合ではAの方を積極的に選んだり、やり続けてしまう傾向があります。

「時間ができたらBをやろう」と頭では思っていても、いつもと違うタスクであるBは無意識に避けたいと感じているためAばかりをやり続け、さらには同じ様に慣れているCやDといったタスクまで引張りだしてきてしまい、最終的に「今日も時間がなくて出来なかった」という結果で終わってしまうという訳です。

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ある意味「わざと」時間がなくなるようにしているとも捉えられますね・・・。

このやっかいな心理パターンを崩すためには、意図的に行動を切り替えるルールを設けて「タスクをいつやるか」を明確にしてあげる必要があります。

そのルールを設けるのにうってつけなのが、タイムブロッキングなんです。

ママ必見!タイムブロッキングのやり方

冒頭でも触れた通り、ママの日常は想定外の連続でスケジュール通りには進まないのが基本です。

しかしタイムブロッキングでは、予定を立てることとフレキシブルに行動することの両方をバランスよく叶えることができるので、子育てママには最適なスケジュール方法なんです。

では、実際にどうやるのか説明していきます。

ぜひ皆さんも手帳や紙、ペンを用意して一緒にやってみて下さい!

Me-Map Store『Mom Life Plannerセット』にもタイムブロッキングのワークシートが含まれています。宜しければぜひ活用してみて下さい♪⬇

 

手順1:タスクを明確にする

まず最初に今日、もしくは今週やりたいタスクを全て紙に書き出し、必ずやり遂げたい最重要タスク(3個程度)とそれ以外のタスクに分けていきましょう。

専業主婦や育休中ママの場合「わざわざ書き出す用事なんてないよー!」と思うかもしれませんが、そんな事はありません。

ママの生活のほとんどを占める「家事」や「育児」こそ、ママが意識的に管理すべき重要なタスクです。

これらが1日の大半の時間を費やしているからこそ、その管理をするかしないかで時間と気持ちの使い方が大きく変わってくるんです。  

とは言え、日常的な家事を全て細かく書き出していてはキリがないですよね。

 

書き出すタスクの目安として、

15分以上かかるようなタスク
日によって所要時間が違うタイプのタスク

をTodoとして書き出すことをオススメします。  

例えば、食器洗いや掃除機はかかる時間がほぼ毎日10分程度と一緒なので、私は書いていません。

しかし夕飯作りはゼロから作る日と作り置きで済ませる日があり、それぞれ料理にかかる時間が違うのでTodoとして書き出すようにしています。

また離乳食のストックを作る日や、お風呂のカビ取りなどもある程度時間がかかるので、やる日はTodoに書き出します。

逆に、毎日やるタイミングも所要時間も変わらないタスクや、スキマ時間で済ます程度で間に合うものは書かなくて大丈夫だと思います。 (例えばおもちゃの片付けや、布団干しなど)

また、朝起きてから保育園に送っていくまでの流れや、夕飯から寝かしつけまでの流れの様な既にルーティンとして出来上がっているものは『朝のルーティン』という風に1つのまとまりとして書き出せばOKです。

 

手順2:1日を4〜5つのかたまりに分ける

次に1日の活動時間を約3〜5時間ごとのかたまりに分けて、区切っていきましょう。

意識して1日を振り返ってみると、自然と毎日同じタイミングで一息ついていたり、小休憩を挟んでいるタイミングがあると思います。

その流れを活かしながら時間を区切るようにすると、よりスムーズにタイムブロッキングを取り入れることが出来ますよ。

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もし分かりにくい場合は、朝、午前、午後、夜の4つに分けてみて、様子をみながら調整していくようにしてみて下さい。

それぞれのかたまりの長さは一定でなくても大丈夫ですし、毎日一定でなくてもOKです。

今すでにある生活の流れに合わせながら区切っていきましょう。

 

手順3:約3〜5個ずつタスクを入れていく

手順1で書き出したタスクを、手順2で区切った時間帯の枠に振り分けていきましょう。

1つの枠内のタスク数は大体3〜5個を目安にしてみて下さい。

1週間分のタスクを書き出した場合は、全てを無理なく達成できるようにバランスを見ながら5〜7日に割り振けていきましょう。  

この時、意識すべきポイントが2つあります。  

 

①重要なタスクは最も邪魔が入りにくい枠に入れる

前途した様にママの一番の悩みは、受動的なタスクが多く、子どもや家族の都合に時間を取られやすいことです。

なので「絶対にこれをやりたい」というタスクは、1日の中で最も邪魔が入りにくい時間帯に行うようにしましょう。

例えば、私はブログの執筆やコンテンツの作成など集中力を要するものは、家族が起きる前や、子どものお昼寝の時間帯に入れるようにしています。

これはタスクの効率アップのためでもありますが、邪魔されると絶対に自分がイライラしてしまうのが分かっているので、家族の雰囲気を悪くしないためにも独りの時間以外ではこれらの作業はやらないようにしています。  


②同じ分野のタスクは同じ枠にまとめるようにする

仕事、掃除関連、料理関連など、タスクの分野や作業する場所が同じものは同じ枠にまとめるようにすると、1つ1つのタスクの切り替えがスムーズになるので効率アップに繋がります。

また同じ種類のタスク同士をまとめておくと、着手できないタスクが1つ残ってしまってもサッと1分間だけ目を通したり、明日どこから始めるかという見通しだけでも立てることが出来るので罪悪感が少なくなります。  

実際に私はこんな感じで手帳に記入してます⬇

手順4:時間がきたら枠内のタスクにだけ取り組む

あとは、その時間帯になったら枠の中にあるタスクだけを優先してやっていくだけ!

枠内にないタスクの事はそのタスクをやる順番が来るまで忘れてしまっていいので、『目の前がタスクの山で、考えるだけでグッタリしてしまう・・・』ということがなくなって気持ちがかなり楽になります。

またもう一つ大事なのが、終わりの時間になったらスパッと手放して次のタスクに切り替えること!

もし最後まで終わらなかったとしても自分を責めたり、だらだら続けたりせずに、残りの作業は明日に持ち込すようにしましょう。  

しかし意外と、今この瞬間まで全力で取り組んでいたタスクへの執着を時間が来たらかという理由だけで手放して、さらっと作業を終わりにするのが難しいと感じるママもいると思います。

と言うのは、私自身も何かを始めると自分が納得するまでやらないと辞められないタイプで、タスクの切り替えがすっごく苦手なんです!

こんな偉そうに時間管理のブログを書いていますが、実際はこの辞められない性格のせいで予定がグダグダになってしまうことも多々あります。(暴露)

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やればやるほど執着心が増してしまい悪循環だってことも分かっているんですが、それでも辞められない時があるんですよね・・・。

「辞める時間が決まっている」というのは、私のようにダラダラと作業を続けてしまう人がけじめをつけて行動するためにはとても有効なんです。

そして、私と同じように1つのタスクに執着しがちな人こそ、半ば無理やりにでも意識的に次のタスクへ行動をどんどん移すようにしてみて下さい。

というのも、俗に言うやる気スイッチ「行動」することによって押されると研究で明らかにされているからです。

つまり人は「やる気があるから行動する」のではなく「行動するからやる気が湧いてくる」ということ。  

なので無理やりにでも行動を次へと移すことで、集中力がどんどん新しいタスクに向かい、さっきまでやっていたタスクへの執着が薄れていくのです。  

またパーキンソンの法則によって、人間は時間を与えられるとそれを全部使い切ってしまうという特性も明らかにされています。

つまり4時間という時間を与えられると、仮に1時間で終わるような仕事でも完成に4時間かけてしまうということ。

なので家事なども「今日中にやる」と大雑把に捉えるよりも、「○時までに終わらせる」と具体的な制限時間を設けた方が、結果的に作業効率がアップするのです。 

このように集中力と切り替えのバランスを取りながら作業に取り組み、生活にメリハリを付けるためにもタイムブロッキングはとても有効です。

タイムブロックを攻略法するための5つのポイント

タイムブロックの一番良い点は、忙しいママを『マインドフルネス』な状態に導いて目の前の作業に集中して取り組みやすくしてくれるところです。

そのメリットをさらに活かすためにも、下記の5つのポイントに注意しながらスケジュールを組むようにしてみるとより効果を実感しやすくなります。

1.正しい所要時間を把握する

一般的に人はタスクの所要時間を少めに見積もってしまう傾向が強く、その悪い癖が「やるべき事ができなかった」と感じる結果を招く原因になってしまっている場合が少なくありません。

特に小さい子どもがいるママの場合は、準備にかかる時間を予め多く見積もったにもかかわらず、出発直前でオムツが汚れたり、グズりだしたりして時間通りに出発できなかったという事がしょっちゅうですよね。

ママの場合は特に、独りの時や普通だったらできるペースで全タスクの所要時間を見積もってしまうと大概の場合ズレが生じて、失敗に終わってしまいます。

なので子どもと同じ空間でやる作業や、夜など子どもがグズりやすい時間帯のタスクは、あえて少し所要時間を多めに見積もるようにするのがベターです。

この様に予め『邪魔が入る』想定で所要時間を見越しておくと、実際に子どもがグズりだしてもイライラせずに対応できますし、「時間内に終わらなかった」というケースを減らし成功体験を数多く味わえるようにすることで、モチベーションのアップにも繋がります。

 

2.今すぐ対処しようと思わない

やりたい事があったのに家族に用事を頼まれてしまい時間がなくなってしまった、というのもママあるあるの一つではないでしょうか?

買って来て欲しいものや食べたいもの、お出かけの要望や、取れてしまったボタン付けなど、「ママこれやってぇ〜」と自分のやりたい事ではないタスクが想定外に多く発生してしまい、そっちにばかり時間がどんどん取られていくってことありますよね。

しかし全てのタスクをその都度その場で対処していては、ママの時間や気持ちや体力ばかりが削られていく一方です。

こうならない様にぜひママに取り入れて欲しいのが『追加されたタスクをこなす時間』を前もって作っておくこと!

もちろん「今すぐ」や「今日中に」対処しないといけない事は優先してやらざるを得ないですが、保留にできる用事や買い物などはまとめてストックしておき、この『追加されたタスクをこなす時間』にまとめて対処するようにするんです。

これは子どもや旦那さんからお願いされたタスクだけでなく、自分が途中で思い出したり気付いたタスクを追加していきたい時にも使えます。

1週間の中の1つの枠(2〜3時間程度)をこの追加タスクのための時間として確保しておけば、何か頼まれたり、お願いされた時にも「○曜日にやるでも良い?」とすぐに返事できますし、自分も焦って対応しなくていいのでイライラする事もなくなります。

そして、もし何も追加するタスクがなければ自由時間として好きな事をする時間として使ってしまえばOKです♪

家族構成やライフスタイルに合わせて時間や頻度を調整しながら、ぜひ取り入れてみて下さい。

3.自分のキャパを過信しない

所要時間の見積もりと同じ様に、こなせるタスクの数の見積もりも多く見積もってしまうケースも多いです。

スケジュールを立てている時は目の前に書いてあるタスクの事しか意識していないので「3時間あれば3個は出来そうだな♪」と思うかもしれませんが、実際の生活ではそのタスクの間に細かい「やること」が生じます。

トイレや水分補給(席を立つとほぼ毎回子どもが声をかけてくる!笑)

タスクの切り替えの準備(物の用意や移動)

思考の切り替えと準備(何をどこから始めるか考える作業)

 

これら以外にも、意識してみると意外と実際に作業している時間ではない、切り替えや準備の時間が存在している事が分かると思います。

ここの見積もりをせずにスケジュールを詰め込んでしまうと「あれ?3個出来るはずなのに2個も終わってない」となってしまい、結局は「自分って全然できてないんだな」と自信を失ってしまう結果となってしまうんです。

なので少な過ぎるかな?余裕過ぎるかな?と思うくらいの量のタスクを入れるようにしましょう。

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生活は毎日のことなので無理は禁物!焦らず、欲張らず、楽なペースで続けるのが大事です♪

4.次回取り組む内容の出だしをかじってから終了する

新しいタスクを始める際や、昨日の続きをやろうとした際にすんなりと作業をスタート出来ずに時間ばかりが過ぎてしまった・・という経験はないですか?

例えば、私は1つのブログを数日かけて書くのですが、昨日の続きからスムーズに書き始められる場合と、「あれ?今日は何を書くつもりだったんだっけ?」となかなか執筆作業がスタートできない場合がありました。 最初はこの違いが何なのか分からず苦戦していたのですが、答えが分かりそのポイントを改善するようにしてからは上記の様な問題が減り、グッと執筆の効率がアップしたんです。  

変えたのはたった1つだけ。 次回取り組む内容の出だしを少しかじってからタスクを終わりにするようにしたことです。  

例えばブログの1章を書き終えたらそこで終わりにするのではなく、明日書く2章の出でしの部分を少しだけ書いてから終わりにするんです。

普通は切りの良い1章の終わりで作業を終わらせようとしてしまいがちですが、こうすると次に2章を書き始める際にまたゼロの状態からエンジンをかけて、アクセルを踏まなくてはいけないので、軌道に乗るまでに時間がかかってしまうんです。

しかし2章の最初の1行を書いてから終わりにすると「あ、これを書こうと思ってたんだよね」とエンジンが既に入った状態からスタートできるので、すぐにアクセルを踏むことができるのです。

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たった少しの違いですが、数分でも大事にしたいママにとっては大きな違いです!

これはブログ執筆や物作りだけでなく、日々の生活でも活用できる方法です。

明日の予定を見返してから寝る。
1週間分の献立をジャンルだけ(和・洋・中)先に決めておく。
次の週末に断捨離の続きをやりたい場合、今日どこまでやったか?次は何をしたいか?をメモしておく。

物事を切りよく終わらせると気持ちが良いですが、「終わった!」という意識が大きくなりすぎると、まだ続きがある場合は次回スタートする際のモチベーションを逆に下げてしまうことにもなります。

まだ続きがあるタスクは、次回の自分に少しヒントを残してから作業を終了するようにしてあげましょう。

 

5.思い通りになる時間を1日1箇所は確保する

「子どもと一緒でもやりたい事はできる!」や「子育ても家事も仕事もやり方を工夫すれば全部できる!」という言葉をよく目にしますが、実際問題ママだって神様ではないので、何かをやるにはそれ相当の時間が必要です。  

子育てしながらでもブログは書けます。

家庭で保育しながらでもネットショップを開設できます。

仕事しながらでも資格の勉強はできます。  

もちろんこれらは全て事実ではありますが、決して「全部いっぺんに出来るよ」という意味ではないんですよね。

やりたい事をやるためには、それをする為の時間を生み出す努力が必要なのは当たり前で、ここに関しては何も特別な魔法や秘密がある訳ではないと思います。

全てのママが日々試行錯誤しながら、それぞれの経験やアイデアを駆使して自分のための作業をする時間を生み出しているだけで、「時間は簡単に作れますよ♪」という訳でも「子どもを見ながら仕事も全然できる!」と言っている訳ではないんですよね。(一部にはそんなママもいるかもしれませんが・・)

なので、なんとか工夫して1日15分だけでも30分だけでもいいので、確実に誰にも邪魔されない「自分だけの時間」を確保することを始めてみて下さい。  

この時間を持つだけで、かなり生活が変わります。  

この自由な時間で何をするかも大事ですが、それよりも「自分のためだけに使える時間がある」という安心感が、心や生活に気力を与えてくれるんです。

だって、いま時間がない状態で「自分がやりたいことは何か?」や「時間があったら何をしようか?」をゆっくり自分と向き合って考えるなんて、ほぼ不可能ですよね。

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我が家は四六時中息子が話しかけてくるので、明日の献立をゆっくり考えることさえ困難です!

「時間がないから無理・・」と自分の事を諦めてしまう前に、まずは物理的に少しだけでもいいので自分の時間を確保することに全力を注いでみて下さい。

そして時間を確保してから、その時間で何をしたいか?どんな風にこの時間を使ったらより自分を充実させてあげられるか?をゆっくり考えてみるんです。

こうすることで「いや、でも時間ないからな〜」とか「時間ができたらやろう」という風な言い訳やトライしない理由を見つける癖を取ることができます。

もちろん急に1時間や2時間も確保するのは無理なので、今週は5分、来週は10分と少しずつ時間を見つける練習をしていくと時間の使い方も自然と上手になっていくはずです。

 

1日の予定を整理すると気持ちも整う♪

私も普段からタイムブロッキングを取り入れていますが、取り入れるようになって大きな変化を感じる様になりました。

それは、 頭の中がとても軽くなったことです。  

以前は朝から夜まで「あれをして、次にこれをして・・・」と、常に作業と平行してやる事の順番を考えたり、Todoリストを頭の中で整理しながら生活していたんです。

気持ちや頭も休めることが出来ず、いつもタスクに追われている自分にイライラする様になってしまったのです。

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今やっている眼の前の事が全て『時間を奪うもの』という感覚になってしまったんですよね。

しかしタイムブロッキングを始めてから、今やっているタスクだけでなく、それ以外のタスクのための時間がちゃんと確保されているという安心感によって、無駄に焦りを感じたり、不安になるような事が減ったんです。

そして常に頭をフル回転させなくても良くなり、作業している時は目の前のことに集中出来るようになったので、頭や気持ちが疲労してしまうことも減っていきました。 

今でもたまに朝起きるのが遅くなったり、手帳を開くのが面倒に感じる日はスケジュールを確認せずに1日をスタートする時がありますが、そうするとやはりスケジュールを確認した日よりも頭や気持ちが疲れるなと感じるので、ちょっと手間に感じてもできる限り朝の手帳時間を確保する様にしています。

この様に、タイムブロッキングでタスクや1日のスケジュールを整理する事で、頭の中や気持ちも自然と整うようになります。 つまり生活全体が整っていくということ。

そのうえ作業効率も上がって、こなせるタスクの数が増えたり、さらには自分の時間が増えれば一石二鳥ですよね♪  

皆さんもぜひ一度、タイムブロッキングを試してみて下さい。  

 

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