子どもの感情に引きずられて疲れてしまわない心の鍛え方

マインドセット

毎日子どもと一緒にいると、子どもの感情の起伏が激しい時期はママの気持ちまで一緒に振り回されて疲れてしまうことがあります。

育児書を読むと子どものイヤイヤ期や、癇癪を起こした時は、


子どもに共感しましょう

子どもの気持ちを受け入れましょう

と書いてありますよね。

しかし、私はこれをバカ正直に実行していたら、息子の感情に飲み込まれてしまい逆にこちらが苦しくなるようになってしまいました。

あまりに辛い日々が続き、ついに自分の心の危険を感じ始めたので原因と対策を調べてみました。

その結果分かったのは、

息子の感情と自分の感情の線引が薄い

ということでした。

 

確かに私は昔から他人の感情に敏感で、周りの人の言葉や感情によって自分の気持ちが振り回されて疲れてしまう事が多かったです。

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しかしそれが普通で皆も同じだと思っていたので、何も疑わずにただ我慢していました。

しかし「どうやら他の人は違うらしい」と気づいた時はまさに目からウロコでした。

 

その後、子どもが癇癪を起こしても感情を受け取り過ぎない方法を調べて練習を続けたところ、負の感情に飲み込まれてしまう事が減ってきて、以前に比べるとかなりラクになりました。

そこで今回は、子どもの感情に引きずられて疲れてしまわないためのママの心の鍛え方をご紹介します!

 

他人の感情から自分の感情を守る4つのポイント

感情は「気分」です。
気分のあり方や、生まれてくる感情の全てを自分でコントロールすることはほぼ不可能です。

しかし心に生まれた感情の捉え方によって気分を上げることは可能です。

つまり感情をマインド(意識)によってコントロールすることが出来れば、嫌な気分を自分の中に作り過ぎないことも出来るし、自分の中に入れないことも出来るんです。

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意識が感情より優位な状態だと自然と気分が安定します。

周囲の人の感情に振り回されそうになった時のポイントは大きく分けて3つです。


①他人の感情を把握する

②自分の意識(マインド)に立ち返る

③相手と自分を切り離す

 

では実際に日常で、どうやって感情より意識が優位な状態を作り、相手の感情に振り回されないようにするのかを具体的に説明していきます。

1,相手の感情をただ「見る」

相手だって人間ですので、気分が良い時もあれば悪い時もあります。
それ自体は何の問題もありません。

大事なのは、相手の感情は相手のものであると理解することです。

相手の感情に対して「私がどうにかしてあげなくちゃ!」と思ったり、「私がアレを言ったのが悪かったかな?」などと心配し過ぎる必要はありません。


相手の感情の在り方
あなた自身を結び付ける必要はない
ということを理解しましょう。

特に子育て中のママは子どもが感情的になっていると、育児書通りに「受け止めよう」「理解しよう」とすると思います。

それ自体は良いのですが、子どもの気持ちに寄り添うあまり自分の問題として捉え過ぎてしまわないように注意が必要です。

子どもの気持ちは子どものものです。
彼らがどう感じて、何を嬉しく思うか、何を悲しく思うかは彼らの自由で、ママがどうこうできるものではありません。

なので、もし子どもが感情的になったらそれを個人的に捉えたり、解決策を考えたりしようとせず、ただ「見つめる」ようにしてみて下さい。

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「ああ、怒ってる。嫌だったんだねー。」とただ見つめるだけです。

この時、子どもの感情に名前をつけてあげるとより効果的です。

▶上手く箸が使えずに「悔しい」
▶ゲームに負けて「悲しい」
▶下の子ばかりかまってもらっていて「寂しい」

子どもの感情の種を客観的に見つめて言葉にしてあげると、ママ自身が冷静さを取り戻して子どもの感情に振り回されてしまうことを避けることができますし、子ども自身も自分の感情の正体に気付けるようになるので、お互いにとって非常に効果的です。

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感情に名前を付けるのは、子ども自身の感情コントロールの練習としても効果的な方法です!

2,「共感」より「愛情」にフォーカスする


共感のベースにあるものは信頼愛情思いやりなど素晴らしいものです。

共感してもらえると、人は自分を受け入れてもらえたという承認欲求が満たされることで、自尊心が高まりますし、お互いの信頼関係や絆も強まります。

しかし、逆に共感する力が強すぎると、相手に感情移入しすぎてしまうことで自分と相手との境界線が曖昧になってしまうというデメリットもあるんです。

子どもの悩み、イライラ、不満を理解してあげたいがために感情を共有しようとするあまり、ママ本人が気疲れしてしまったり、疲弊することによって感情のコントロールが出来なくなってしまう危険性があるのです。

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ミイラ取りがミイラになってしまうパターンですね。

そこでオススメなのが「共感」することよりも、「愛情」を注ぐことに意識に切り替えること。

相手の気持ちが中心となる「共感」では、共感力が強い人ほど自分の心をないがしろにしてまで相手の感情を理解しようとしてしまい、苦痛を感じやすくなります。

しかし「愛情」を注ぐことにフォーカスする場合、その行為の中心はママ自身の感情になります。
子どもの心の中よりも、自分の心の中により強く意識を向けることが出来るので、子どもに感情を引っ張られる危険性がかなり低くなります。

こうすることにより子どもの苦痛を受け取り過ぎることなく、でも十分に相手を気にかけることができるようになるのです。

▶癇癪を起こしている
→上手く出来なくて悔しがるほど成長したんだな。
▶ご飯を食べない

→好き嫌いをするほど自分の好みが分かってきたんだな。

子どもとバタバタした毎日を過ごしていると、我が子への愛情を実感する余裕もなくなってしまいますよね。

『子どもが駄々をこねている時は愛情を思い出す時間』と決めてみると、イヤイヤの時間も少し楽しめるようになりますよ。

3,子どもの感情と自分の感情を区別する


子どもの感情を理解してあげることと、自分の感情を相手と同一化させることは全くの別問題です。

私は以前まで、共感するということは自分も相手と同じレベルでその問題に向き合い、一緒に苦悩してあげることだと思っていました。

口では「大変だね」と言いながら、本当は何もその辛さを感じていないのは冷たいことだと思っていたんです。

しかし今では、

子どもの感情は受け止めるけど、受け入れる必要はない

ということをきちんと理解できています。

そして相手の感情を受け入れないからといって私が冷たい人間でも、子どもへの愛情がないという訳でもないということを実感することができるようになりました。

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この変化よってかなり心がラクになりました。

しかし頭では理解していても、つい癖で相手の感情レベルに合わせて寄り添おうとしてしまう時が今でもたまにあります。

そんな風に子どもの気分に影響されそうになった時は、「今の私の気持ちはポジティブなのだから、相手に合わせてネガティブに変える必要はない」と自分に言い聞かせるようにしています。

こうして意識的に自分自身の感情に立ち返るようにすると相手の感情を個人的に受け取り過ぎることを防ぐ事ができます。

▶自分の気持ちは今どこにあるか?
▶感情がどこに行きそうになっているのか?
▶自分の気持ちをどんな状態にしてあげたいのか?

感情の状態を意識的に理解する癖をつけると、自分や周囲の感情に振り回される事が減って、ストレスを感じることも少なくなりますよ。

4,ポジティブのシールドを張る

周りのネガティブ感情に汚染されないように、自分の周りにポジティブ感情のシールドを張ってしまいましょう。

感情は目に見えないものなので、「切り分ける・隔てる」という事を感覚として理解するのが少し難しいと感じる人もいると思います。

そんな時は、感情を物体や色に置き換えてイメージすると分かりやすいんです。

自分の周りには黄色のポジティブなシールドが張られていて、子どもがネガティブな感情を放ち始めたらそのシールドで自分を守る姿をイメージしてみて下さい。

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シールドの中に入ろうとする周囲の負の感情はバシッと跳ね返します!

子どもがイライラし始めた時に突然これを実践するのは難しいので、日頃から自分の周りに感情のシールドがある様子を意識しながら生活してみると良いですよ。

▶ハッピーな時はピンク
▶元気な時はゴールド
▶爽快な時はエメラルドグリーン

これは子どもの感情から自分を守るだけでなく、悪いニュースや出来事から自分の気持ちを守る為にも効果的ですよ。

ネガティブ感情に飲み込まれた時の対処法3選!

どんなに感情をニュートラルに保とうとしても、落ち込んだりイライラしてしまうことも勿論あります。

そんな時にネガティブ感情に飲み込まれてしまわずに、気持ちを切り替えための3つの方法を紹介します。

1,感情に名前を付ける

前途した通り、子どもの感情に名前をつけることは感情コントロールに効果的ですが、自分自身の感情に名前を付けるのも気持ちの切り替えに有効です。

特に怒りの感情は「第二感情」であると言われています。

怒りを感じる時は、「怒る」に至る前に生じているもう一つの感情(第一感情)があるという事です。

その第一感情は自覚されていないケースが多いのですが、感情に名前を付けることは第一感情に意識を向けることに繋がります。

自分の本当の気持ちを探るだけでなく、客観的に自分を見ることが出来て、ネガティブ感情の渦から逃れることが出来るんです。

▶子どもがご飯を食べなくてイライラする
→しっかり栄養をとれているか心配

▶なかなか寝なくて怒ってしまう
→自分が疲れているから早く休みたい

なんでイライラしているんだろう?と自分の感情を冷静に見つめてみると、意外と無理しているだけだったり、疲れていることが原因なことが多い。

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ママだって疲れたらイライラしますよね。
そんな時は無理せずに少し手を抜いて、リラックスしましょう♪

2,ネガティブ感情をクシャクシャに丸めて投げる

先程のシールドと同じ様に、感情を物体に置き換えてイメージする方法です。

嫌な気持ちが心の中から消えなくてモヤモヤする時は、嫌な気持ちを紙に見立て、その紙をクシャクシャに丸めて遠くに投げる様子をイメージしてみて下さい。

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実際に投げるジェスチャーをしてみるとより効果的です!

身体の中から取り出したモヤモヤが放り投げられる様子をイメージすると、身体から気持ちが物理的に切り離された感覚がしてスッキリしますよ。

私は嫌な記憶を思い出したり、失敗した出来事を思い出してを落ち込んでしまう時が度々あるのですが、忘れようと思えば思う程もっとそれを思い出してしまうんですよね。

そんな時は負の記憶を丸めて思いっきり遠くに投げ捨てる姿をイメージする様にしています。

とってもスッキリして効果的ですので、ぜひ試してみて下さい!

3,深呼吸する

イライラしてストレスを感じている時の身体は交感神経が優位な状態になっています。

交感神経が優位な時は呼吸が浅く短くなっている傾向にあるので、深呼吸をして呼吸のスピードや回数をコントロールしてあげましょう。

こうすることで休息時やリラックス状態に優位となる副交感神経を刺激し、体をリラックスした状態へシフトすることができます。

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自律神経機能(生命維持の機能)で唯一、意識的にコントロールできるのが呼吸なんです!

日々の生活の中では無意識的な呼吸になりやすく、浅く短い呼吸になっていることが多いです。

これはいつ危険な状態に陥ってもすぐに反応できるように身体が準備しているためで、人間の身体に本能的に備わった必要不可欠な機能です。

しかし浅く短い呼吸で交感神経が優位に働き続けると、自律神経自体のバランスが崩れ免疫力の低下など様々なトラブルを引き起こします。

なので意識的に深くゆっくり呼吸をしてあげるようにすると、脳が「今の自分は安全な状態だ」と認識し、副交感神経が刺激され、体をリラックスした状態に導いてあげることが大切になります。

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一旦気持ちをスローダウンするためにもゆっくり深呼吸しましょう。
3秒吸って、6秒かけて吐くを3セット繰り返してみてください。

呼吸に集中することで、マインドフルネス(瞑想)の効果も得られますよ。

子どもは親を見て感情コントロールの方法を学ぶ


私が感情コントロールの練習をしようと思ったキッカケは、子どもの存在です。

以前は、感情に振り回されやすいのは自分の生まれ持った性格で治せるものではないと思っており、変わろうという発想すらありませんでした。

しかしある日、ネガティブ思考に飲み込まれた息子の言動が、感情的になっている時の私にそっくりだということに気付いたんです。

それと同時に、「私が彼のネガティブ感情に飲み込まれて日常的に感情的に振る舞っている限り、彼も私の感情に振り回されることを良しとして学び続けてしまう」ということに気付き、心から危機感を感じました。

この負の感情の連鎖を断ち切るためにも、先ずは自分自身が感情をニュートラルに保つ方法を学ぼうと思ったのです。

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自分の感情と上手く付き合うママの姿を見て、息子にも自分の感情との健全な付き合い方を学んで欲しいと思いました。

もちろん今でもイライラしたり、怒ることはあります。

そんな時は、ネガティブ感情に向き合い対処しようとしている自分の姿を息子が見ているということ意識するようにしています。

そうすることによって感情的になりすぎる事を防げるだけでなく、どんな自分でいたいか?を常に意識できるようになりました。

 

自分の気持ちに素直になることも大事です。

怒りや悲しみを我慢せずに表現することも大事です。

 

しかし、感情に振り回される自分に疲れてしまうという時には、感情をニュートラルに保つことで少しラクになれるかもしれません。

無理のない範囲で皆さんも是非トライしてみて下さい。

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