長年、手書きのシステム手帳を使っていましたが、3年程前にiPadを購入し、デジタルプランナーを使い始めました。
デジタルプランナーに切り替えて1年くらいは、手書きとデジタルの両方を使い分けていましたが、今は手書きの手帳は卒業して、デジタルプランナーだけを使っています。
もちろん、手書きとデジタルは別物なので、手書きの良さを全てデジタルでカバーしきれている訳ではありません。
しかし、デジタルだからこその良さ、メリットが手書きのそれを上回ったために、デジタルプランナーに完全移行できたのかなと感じています。
そこで今回は、デジタルプランナーを約3年間使い続けて実感した5つの変化と、デジタルプランナーへの切り替えを検討している方へのアドバイスをご紹介します!
●デジタルに切り替えるか迷っている
●手書き手帳との違いを知りたい
●デジタルプランナーを使いこなせるか不安
という方の参考になれば幸いです♪
デジタルプランナーって何?
デジタルプランナーとは、従来の手書きのスケジュール帳の機能をデジタル化したもの。
iPad等のタブレット機器にGoodnotesのようなアプリに気に入った手帳や日記のフォーマットを取り込み、タッチペンで書き込むことができます。
デジタルでありながらも、手書きで書き込みながら手帳や日記を楽しむことができるのが1番の特徴です。
手帳そのものだけでなく、ペン、シール、マーカーなども、従来の手帳と同じ様な感覚でデジタル化されたものを使用できます。
特にデジタルならではなのは、手帳に写真やリンクをワンタップで貼り付けられること!
写真をわざわざプリントアウトしに行く手間なく貼れたり、行った場所やお店のWebサイトのURLを日記ページに添えたりが可能。
つまり、手書きの手帳の良さと、デジタルだからこその機能を同時に楽しむことができるのがデジタルプランナーなんです。
デジタルプランナーに移行して起こった良い変化【5つのメリット】
デジタルプランナーに切り替えたことで、手帳ライフが以前に増して充実してきました。
振り返ってみると、主に5つのデジタルプランナーならでは良さに気付いたのでご紹介していきます!
手帳を書くハードルが下がった
デジタル手帳に変えて1番感じるのは、とっても楽だということ!
以前は手帳、ペン、マーカーなど、手帳セットを一式準備してからスタートしてました。
一応、手帳セットを1つにまとめてはいましたが、それでも書き始める前の準備に5分はかかっていたと思います。
それに比べて、今はiPadさえあれば直ぐに書き出せるので本当にラクチン♪
所有するペンも、タッチペンが1本あればカラーパレットで色や太さを自在に変えられますし、マーカー、色鉛筆、筆ペンなどペンの種類も、好みや用途に合わせて変更が可能です。
手帳って、書いているうちにアレも書きたい、コレも書きたいって思いがどんどん出てきませんか?
その度にペンを変えたくなって探したり、使いたいシールを取りに行ったりするのが楽しみの一つである反面、忙しい時にはちょっとプチストレスに感じることもあったりしていました。
デジタルプランナーにしてからは、全てのペン、ステッカー等がiPadの中にあるのでこれらのストレスから解放されて、とても楽になったのが1番嬉しい変化です!
手帳を書く頻度が増えた
iPadさえあれば、いつでもどこでも手帳を書けるようになったので、圧倒的に手帳を開く頻度が増えました。
電車の中や、職場の休憩時間、子どの習い事の待ち時間など、ちょっとした隙間時間でも手帳を書けるようになったのがとても良いなと感じています。
私にとって手帳は、単なるスケジュール帳だけではなく、日記やメモ、アイデア出しなど、様々な用途で使用する万能ノート。
何かを思いついた時や、思考を整理するために、ちょこちょこと手帳に何かを書くことが多く、そうすることで心や頭をスッキリさせる効果もあるんです。
なので、手帳を書くことのハードルが下がり、書く頻度が増えたことで心と頭が整う機会も増えたので、相乗効果で暮らし全体が整いやすくなりました。
時短になった
デジタルプランナーだと、デジタルならではの機能を使いこなすことで、手帳を書く時間をグッと節約することが可能です。
例えば、繰り返しの予定はコピー&ペーストを使えば、何度も同じことを書く必要がなくなります。
また写真を貼りたい時も、手書き手帳の場合は写真をプリントして、それを糊付けして貼る必要がありましたが、デジタルなら写真をそのまま手帳に取り込めるのでワンタップで済んじゃいます。
またウェブサイトや本にある言葉・情報を記録した時も、1文字ずつ書き写すのではなく、そのページをスクリーンショットで残して手帳に貼り付けたり、文字をコピー&ペーストでワンタップで書き写すことが可能。
ページを追加したい時も、ワンタップで使いたいレイアウトのページを好きなだけ複製して追加できます。
さらに、ペンや紙、ステッカーなどが物理的に増えることがないので、それらを整頓する必要もないですし、無くなった物や新しいアイテムを買いに出かける必要もゼロ!

ステッカーやレイアウトはオンラインストアで購入ができるし、自分で作ることも可能です♪
あれもこれもが全てiPad内で完結するので、忙しいママには特におすすめなんです。
書き間違いのストレスから解放された
紙の手帳を使っていた時に、私が最も悩まされていたのが、書き間違い頻発問題!
字が汚いくせに、せっかでゆっくり丁寧に書けない性格の私は、それはそれはしょっちゅう書き間違えていました。
しかも頭で考えてから書くというよりも、手を動かしながら書きたいことを考えるタイプなので、書きながら「あ、本当に書きたいのはこれじゃなかった」とか「やっぱりこうしよう」となることが日常茶飯事。
基本的に、書き直しが発生しない日はほぼ無く、その度に「あー、また消さないと・・・」とテンションが下がっていました。
しかし、デジタルプランナーに変えてからはこの問題が全て綺麗さっぱり解消!
間違えたら消しゴム機能や、Deleteキーで簡単に消せるし、当たり前だけどもノートが汚れる心配もゼロ!
また、書いた後に文字の位置を変えることも可能。
テキストボックスを使って書いた文字は、フォントの種類や文字の大きさ、行間の広さなども後からいくらでも変更することが可能です。
今までは、書いていくうちに文字数が多くなって、スペースに書ききれなくなってしまったり、書いた後にレイアウトを失敗したことに気付き残念な気持ちになることも少なくなったのですが、このような事が全くなくなりました。
書き始める前に色々と考える時間も短縮されるし、書き間違えた時の修正の手間も省けるようになったので、気負うことなく書き出すことができるようになったのは、とても大きく嬉しい変化と言えます。
スマホと連携させられるようになった
手帳を書いているとは言え、スケジュール管理はGoogleカレンダーも使って行なっています。
特に仕事の予定や、家族の予定は、Googleカレンダーを通して部署のメンバーや家族と共有しているので、手帳に書いた後にアプリにも入力するようにしているのですが、この作業がデジタルプランナーだとラクに行えます。
デジタルプランナーに書いたものが自動的にカレンダーアプリに登録される訳ではないですが、デジタルプランナーに書いた文字をコピー&ペーストでカレンダーアプリに書き込むことができます。
またMe-Mapストアのデジタルプランナーには、日付や時間にGoogleカレンダーとAppleカレンダーのハイパーリンクが付いているので、ワンタップで予定を書き込みたいカレンダーアプリのページへ移動することが可能。
手帳には趣味の予定や、目標への取り組みプランなど、カレンダーアプリに登録するほどでもない予定もたくさん書くのでそれはそれで大事なのですが、やはり重要な予定はスマホで管理できると安心ですよね。
手帳とスマホの両方をバランスよく使えるので、デジタルプランナーに切り替えてから予定管理が以前よりも上手くできるようになりました。
デジタルプランナーが使いこなせるか心配?!3つのアドバイス
デジタルプランナーに興味があるけど、使いこなせるか心配で一歩を踏み出せない・・・。
そんな方も少なくないと思いますし、私も最初はそうでした。
iPadも持っていなかったので、デジタルプランナーを使い始めるためにはiPadとペンを購入しなくてはならず、安くない買い物までして、もし続かなかったらどうしよう💦と不安だったのを覚えています。
そこで最後に、昔の私と同じような気持ちの方に向けて、私が実際に実践して良かったと感じた3つアドバイスをお送りします。
ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!
iPadは新品ではなく中古品を購入してみる
デジタルプラナーを始めるにあたり、何よりも壁になるのはiPadの購入だと思います。
すでにiPadを持っていればそれを使えばOKですが、これを機に購入しなくてはならない場合は最初から新品を購入する必要はありません。
中古品販売サイトやメルカリなどで状態の良い中古品が数多く出品されているので、そこでの購入を検討してみましょう。
Apple製品はほぼ毎年新しいモデルが発売され、最新のモデルはなかなかのお値段で販売されていますが、中古ショップで数年前の型落ちモデルを選ぶとかなりお手頃な価格で購入することが可能です。
miniやProなどサイズやスペックも色々ありますが、オンラインゲームや動画編集のような重いデータをスピーディーに扱う必要がなければ、ベーシックなモデルで十分。
一番お手頃なものを購入してみて、まずは試してみるのが良いでしょう。
ペンは純正にこだらなくてもOK
iPadに続いて購入必須になるのが、ペン!
iPadを使用する場合は、純正と言われるApple Pencilが最も機能性に優れているのですが、価格が13,800円と高額・・・。
こちらについてもメルカリなどで中古品を購入すればある程度は価格を抑えれますが、それでも約10,000円前後はするのが現状です。
そこで検討したいのが他社製品のスタイラスペンと呼ばれるもの!
Apple Pencilは筆圧によってペンの太さを変えたり、ペンをダブルタップするとペンと消しゴムを切り替えられたりと様々な機能が盛り盛りなのですが、正直、ただデジタルプランナーに文字を書くだけであれば、そこまでの機能は必要なかったりもします。
スタイライスペンと一言でいっても様々なものがありますが、価格はどれも大体2,000円〜5,000円とお手頃!
メーカーによって充電方法が違ったり、対応するiPadの種類が異なりますので、まずはiPadを購入し、その後に機種に対応したペンを購入する流れが良いでしょう。
リセール価格も視野に入れて検討する
iPadやApple Pencilを購入する際、高額なためつい購入価格を抑えることばかりに気が向きがちですが、実はケチらずに良いものを買った方が、結果的にお得となる可能性があるんです。
というのも、先ほどから度々「中古品の購入も検討しましょう」と言っている通り、iPadやペンのようなApple製品の中古品は、需要がとても高い製品。
なので、もし使わなくなったり、デジタルプランナーがしっくりこずiPadを手放したいと思った場合は中古品として売ってお金にすることが可能です。
特にApple製品は、型落ちでもリセールバリューが落ちにくいのが特徴。
それでもやはり、現時点で安いからと言って古過ぎるものを買ってしまうと、数年後に全く売れなくなってしまう可能性もあります。
なので、最新のモデルの1〜2個前くらいのものを今購入し、数年後iPadを使いこなせるようになってきた頃に、それを売って最新モデルに切り替えるための資金に回すというのが個人的にはおすすめの方法です。
価格とスペックのバランスを見ながら、今の自分にあったものを見つけてみてくださいね。
デジタルプランナーに興味があるなら、まずは始めてみよう!
私も約3年前にデジタルプランナーを使い始め、完全にデジタルへ切り替えるまでには時間がかかりましたが、今は本当に楽しく毎日の手帳タイムを満喫しています。
また、デジタルプランナーを使うためのGoodnotesアプリ等も日々進化しているので、新機能がリリースされるたびに新たに手帳でできることが増えていくのが、とても楽しいです。
今の時代はYouTubeやインスタグラムなどでGoodnotesアプリの使い方をたくさんの人が紹介しているので、使い方が分からなくて困ることもほとんどありません。
興味があるけどどうしようと迷っている方には、1日でも早く使ってみることをおすすめします!
ぜひチャレンジしてみてください♪
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