【働くママ必見】家事も仕事もサクサクこなす『タスクシフト』のメリット&取り入れ方

タスク管理

マルチタスクがデフォルトにならざるを得ないママ。


しかし実は、マルチタスクで作業することで逆に効率が下がり、疲労とストレスが増していくのをご存知ですか?

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実際私も今までマルチタスク派でしたが、ついに精神的ストレスが限界に達してしまいました・・・💦

私はここ半年ほどマルチタスクから、『タスクシフト』というやり方に切り替えました。

 

その結果、タスクの効率アップ、ストレス軽減、満足感の向上と多くの良い変化を実感しています。

この方法だとタスクを減らすことが難しいママでも、シングルタスクへ切り替えながら、ストレスなく今抱えているToDoリストをしっかりこなしていくことが出来るんです!

そこで今回は、忙しいママにこそ実践して欲しい『タスクシフト』のやり方と効果についてお伝えします。

マルチタスクのデメリットも合わせて紹介するので、自分の現状と比較しながらぜひ改善方法を探ってみてください!

マルチタスクとは「複数のタスクを同時並行でおこなう」もしくは「短時間で切り替えながら進める」ことです。

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もともとコンピュータ用語で、同時に複数の処理を実行する「multitasking」からきているそうです!

たしかに、アレやコレやを同時進行で進めたら効率的だとは思いますが、実は一般的に人間の脳は構造上、マルチタスクができないんだそう。

一見マルチタスクできているように見える人も、実はタスクをAからB、BからCへと目まぐるしく切り替えているだけというケースがほとんど。

しかも、無理にマルチタスクをしようとすることで下記のようなデメリットが生まれている場合すらあるので注意が必要です。

 

生産性が下がってしまう

マルチタスクは複数のタスクを進行できるため、一見効率が良いように見えます。 しかし実際はひとつの物事に集中し、シングルタスクで行った方が作業効率は上がるとされているんです。

理由は先ほど前途した通り、マルチタスクをするためには複数のタスクを常に切り替え続けなけれならないためです。

例えば、何か作業を行なっている途中に、人に質問されたり、緊急だったメールに返信をしたとします。 それらの対応をした後、先ほど行なっていた作業に戻るためには、どこまで作業が進んだかと再度思い出す必要がありますよね。

このようにAからBへ、BからAへと思考のスイッチを入れ替える回数が積み重なると、前の作業を思い出している時間=ロスタイムが積み重なり、結果的にタスク全体の生産性は下がっていきます。

また時間だけでなく、スイッチを切り替える際には脳へ大きな負荷がかかります。

スイッチの切り替えを繰り返すほど脳疲労が溜まり、作業効率がどんどん下がって結果的に生産性も低下してしまうおそれがあるんです。  

 

ストレスの増加

脳疲労がたまると生産性が落ちるだけでなく、ストレスを感じやすくなります。

作業を行うほど必要以上のストレスを感じるようになるうえ、マルチタスクによって常に複数の物事に意識を向けていなくてはいけないと気持ちも休まりません。

さらに一つのタスクで遅延やアクシデントが起こった場合、マルチタスクをしていると他のタスクにも影響がでるため、本来であれば1つの問題だけに対応すればいいはずが、他のタスクに生じる影響もコントロールしなくてはいけなくなり、ストレスを感じるシーンが増えていきます。  

 

自己効力感の低下

マルチタスクをしていると、1つのタスクを終えても、他にまだ終わっていない複数のタスクが手元にあるため達成感を得られにくい傾向があります。

全てのタスクがある程度終わるまでスッキリしないので、達成感を得る機会が減っていきます。

達成感によって人は『自分はこれができる』という自己効力感を得ることができますが、マルチタスクをしていると、この自己効力感を感じる機会や量が減ってしまい、自分の実績や存在価値を実際よりも低く見積もってしまうという状況に陥りやすいです。

 

多忙なママにこそ実践して欲しい「タスクシフト」

これらのデメリットを避けるためにも、シングルタスクを取り入れるのが効果的。

でもママは常に複数の家事や仕事が目の前に並んでいる状態で、シングルタスクにしたいと思っても、急に切り替えるのも難しいのが現実。  

そこでおすすめなのが、タスクシフトという方法です!  

タスクシフトとは、あらかじめ時間を区切っておき、複数の行動を切り替えていく時間&タスク管理の方法です。

例えば「1時間で作業を切り替える」とひとつの作業をおこなう時間を事前に決めてから作業をスタートし、1時間たったら完了していようが途中だろうが関係なく終了し、次のタスクに移るという具合いです。

こうすることで効率のよい切り替えができるようになります。
集中力も持続しやすくなるので、生産性もアップ!

因みにコロンビア大学の実験では、タスクシフトで作業に取り組んだ学生は、タスク達成率が20%向上したというデータが出ているそうです。

 

タスクシフトの取り入れ方【3つのルール】

完璧よりも完了を重視し「これで終了!」と物事を終えることを大事にするこの手法。

 

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私も手帳を使って1日の予定を組む際には、この「タスクシフト」を意識しています!

次は、私がタスクシフトを実践する際に気を付けているポイントを3つご紹介します。

 

1個のことに集中して業務をこなす

手元のTodoリストを見ながら、「いつ」「何をやるのか」を決めていきます。

例えば、「9時から10時まで」に「ブログを書く」と決めたら、それだけを行います。
こうすることで、確実にその作業を進めることができるようになるんです。

ポイントは、やる事をできるだけ具体的に明確に決めること!


『家事をする』や『仕事する』のようにタスク内容がフワッとしていると、つい複数の作業に同時進行で着手してしまう危険性があるので要注意です。

 

他のことは絶対にやらない

タスクシフトでの作業中で1番大事なことは、その時間は他のことを絶対にやらないこと!

やらないといけない事を急に思い出しても、やらない。
他人に仕事をお願いされても、やらない。

最初にやると決めた作業だけを、集中して行いましょう。

そのためにも、優先順位をしっかり考えた上でスケジュールを立てることが大事です。

最優先すべきタスクから着手しないと他の作業が気になって作業に集中できなくなったり、今すぐやらなきゃいけない作業を思い出して計画がダメになってします。

この意識がないと、タスクシフトに取り組むはずが気づいたらマルチタスクになっていた・・・なんてことになってしまいます。

ぜひ目の前の作業だけに集中できる環境と、流れを作るように心がけましょう。  


時間でタスクを区切る

通常は『この作業が完了したら終わりにしよう』という具合に、タスク主導で時間を区切るパターンが多いと思います。 しかし、タスクシフトでは時間で行動を区切っていきます。

なぜ時間で区切って仕事をした方がいいのでしょうか?

答えは、決めた時間内にタスクを終わらせようとする意識が強くなるから。

時間に制限があると、時間内に完了できるクォリティで仕事をする癖がついていきます。 逆に時間に制限がないと、完璧で理想的な完成度100%の仕事を目指してしまいがち。

ですが、実際そこまでのクオリティを必要としないタスクだったり、質よりもスピード感を大事にした方がいい仕事だったりすることも少なくありません。

時間で区切って一旦完了させて、足りないものがあったら後で付け足したり、磨きをかければ良いだけ。
仮に時間内に終わらなくても、そのタスクは一旦区切りをつけて、他のタスクに取り組むとメリハリができて集中力も持続しやすくなります。  


タスクシフトがもたらした嬉しい変化


それでは最後に、私が実際にタスクシフトを暮らしに取り入れて実感したメリットを3つご紹介します。

タスクシフトに興味がある方は是非参考にして、生活に取り入れてみてもらえると嬉しいです。

 

1日にやれることが増えた

「今はこれをやる」と決めてから1つ1つの物事に取り掛かるので、目の前の作業により集中できるようになります。

自然と1日の中で集中力の高い時間が増えることで、家事や仕事の効率がアップし結果的に1日にこなせる物事の量が増えました。

しかも、こなすタスク量は増えたのに脳疲労は軽減したので、ストレスレベルは下がったように感じます。

また一つのことが終わる度に達成感を得られるので、暮らしの満足度と自己効力感が向上。 総じて暮らしの充実感が増し、幸せだなと感じることが増えました。  


生活にメリハリがつく

タスクシフトを意識する前は、1つの作業に必要以上に没頭してしまいやすいのが悩みでした。

例えば、今日終わらせなきゃいけない家事が3つあるのに、1つ目の家事に没頭し過ぎてしまい結局1つ目にしか手を付けられずに1日が終わってしまうことも・・・。

しかしタスクシフトで開始と終わりの時間を明確にする癖が付いてからは、終わりあり気で始めるようになったので、タスクを途中でやめることのハードルが下がりました。

これによってオンオフのメリハリがはっきりし、家族と過ごす時間、家事の時間、自分の時間と切り替えなら暮らしを楽しめるようになったと感じます。


先のばし癖が減った

『明日やる』とか、「また時間ができたらやろう』と先延ばしにしてしまうことが断然減りました。

おそらく理由は、タスクを実行するタイミングを1つ1つ明確にする習慣が付いたからだと思います。

今すぐできないことでも、自然と「アレが終わったら30分くらいかけてコレをやろう」というように、取り掛かるタイミングと所要時間を頭の中でイメージする癖が、タスクシフトを取り入れたことで身につきました。

これによって、後でやろうと曖昧なまま放置してしまうことが減り、暮らしが充実するようになりました。

 

「今」に集中することで日々の暮らしをもっと豊かにできる

いかがでしたか?

タスクシフトを習慣にして最も実感した効果。 それは頭の中がスッキリしたことです。

今までは常にアレもコレもとやるべき事を頭の中に抱えながら生活していました。

しかし今はタスクと実行する時間を手帳に書き出したら、あとは目の前の作業に集中するだけ。 他のタスクのことは、やるべき時間が来るまで忘れてしまってOK。

時間のやりくりをその都度考える必要もなく、1日をより落ち着いた気持ちで過ごせるのに、作業はサクサクとはかどるようになりました。

ただでさえマルチタスクになりがちなママにおすすめです。

ぜひ皆さんも取り入れてみてください♪

 

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