現在のママにとって、仕事と家庭の両立はほぼ当たり前になりつつあります。
しかし、いくら共働きが一般的なものになっても、子育てと仕事の板挟みに苦しむことが無くなることはなく、働くことに迷いを感じながら仕事をしているママも少なくないのではないでしょうか。
大事な業務が立て込んでいるのに子どもが風邪を引いて数日休まなきゃいけなくなったり、仕事で帰りが遅くなって大した夕食を用意できない日々が続いたりすると、「いっそのこと仕事辞めたら楽になるかな・・?」と弱気になってしまいますよね。
私も以前は、働く自分とママである自分とのバランスが取れずに悩んだ時期がありました。
今だに子どもが1週間ほど登園停止となるような感染症にかかってしまい仕事のスケジュールが全部パーになったりするとかなりの精神的ダメージを受けて落ち込んだりもしますが(泣笑)、仕事を辞めた方がいいかな?と悩んだりはしなくなりました。
そこで今回は、ママたちが悩みながらでも働くことのメリットについてお伝えします!
「仕事は諦めて、子供と一緒にいた方がいいのかな?」と不安になっているワーママの心を少しでも軽くすることができたら嬉しいです♪
※ちなみに、この記事は専業主婦のママを否定するものではありません。
あくまでも自分の選択に迷いを感じているワーママを応援するためのものであって、決して全てのママが働くべきだという意見を主張したものではありませんので、予めご了承下さい。
働くママの子どもは可哀想?ママが働く3つのメリット
世の全てのワーママが一度は必ずぶち当たる「幼い子どもを預けてまで働く必要はないのでは?」や、「子どもに寂しい想いをさせるなんて母親失格なのでは?」という罪悪感。
これは日本に限らず、世界中の働くママが抱える永遠のテーマとも言える悩みだと思います。
いくら女性の就職率が高い国や、産後も共働きが一般的とされる国であっても、程度の差はあれ母親が「自分は子どもに十分な愛情を与えられているか?」と自問自答するのは共通した行為です。
なぜでしょうか?
答えはじつに簡単!
それがいわゆる、人間の本能である「母性」だからです。
そう、働いているかどうかに関係なく、この様な子どもを想うからこその悩みは全てのママにつきまとうものなのです。
そして完璧な子育てなんて存在しないのと同じ様に、この悩みが完全に解消されることもありません。
我々はつい「母親が仕事をする事」と「母親としての罪悪感」を強く結びつけてしまいがちですが、それらは全く別々のもので、ばっさりと切り離して考えるべきだと私は思っています。
実際、専業主婦であっても「自分は母親として十分か?」と悩むことは普通にありますし(むしろ専業主婦の方が感じやすいかも?)、食事のあげ方、しつけの仕方、教育方針、愛情の注ぎ方・・・何をとっても母親は常に何かしら母親としての自分の選択に不安や罪悪感を感じているものです。
仕事をする事に対しての罪悪感はその様な悩みのごく一部でしかないので、あまり大きく問題視する必要はないわけです。
と、頭では分かっていても悩んでしまうのがママであり、母性というものですよね!
そんな時は、働くママが子どもに及ぼすたくさんの良い影響の方へ意識を向けてみるのがおすすめです。
ママが働くこと、そして子どもに働く姿を見せることのメリットを3つご紹介します!
1. 出産しても何でもできる!と身をもって伝えることができる
ママになると「母親は子育てをしている時点で、次代を担う子どもを育てるという立派な仕事をしている」と言われることが多くあります。
これは、子育てという重大な仕事を報酬が支払われないにも関わらず日々休むことなく一生懸命こなしているママを称賛するための言葉で、この言葉に救われるママも多くいると思います。
ただ、この言葉によって「ママは無理して働いたり夢を持つ必要はないから、ただ子育てだけをしっかりやっていれば十分ですよ」という意味合いのメッセージとして送られると、途端に違和感を感じますよね。
ママが育児をする中で最も忘れないようにしたいのは、「何もできない子どもの世話をしている」ではなく「いずれ大人になる子どもの成長をサポートしている」という視点です。
よく、子どもに大きな夢を持たせよう!とか、何でも出来るという希望を与えてあげよう!と言いますが、そうやって育ってきた自分達が今ぶち当たっている壁こそが「母親になると自分の夢を追いかけられない」「子育てと仕事を両立するのは困難」という現実なのです。
子どもの頃に夢を持つことは素晴らしいと教えてもらったからたくさん努力して、憧れの仕事に就いて、毎日頑張っていたのに、母親になった途端に「あ、ママになるなら続けられないよ」と言われるのであれば、何のために子どもに夢を持たせる必要があるのでしょうか?
口先ばかりで「夢を持ちなさい」「あなたは何にでもなれるのよ」と伝えても、母親がその姿を見せていなかったら、子ども、特に女の子は自分が夢を叶えながら家庭を持っている姿が想像出来ず、我々と同じ様にママになった時にやりたいことと子育ての両立で悩む事になります。
母親が出産後も以前と変わらず軽いフットワークで仕事や夢を叶えている姿を見せてあげることができれば、もっと子どもたちも将来に希望が湧くようになるでしょう。
また母親自身がママでありながら仕事を続けている姿を見せることで、子どもも「産後も働く自分」が自然とイメージできるようになり、進路や就職を考える際に20代の自分の姿だけでなく、30代〜40代で家庭を持った自分がどう働きたいか?を考えるインスピレーションになります。
もちろんそこで専業主婦や、子育ての為にキャリアチェンジする事を選択するものありです!
大事なのは、「ママだからという理由で選択肢が限られることはない、だから何でも夢みていいんだよ!」と教えてあげられることじゃないでしょうか。
2. 1人だったらどうする?を学ばせられる
仕事をしているかどうか関係なく、親がいない時にどうやって時間を過ごすかを体験させるのも大事な教育の1つです。
親が忙しい時もありますし、突然の用事で親が不在にしなくてはいけないこと、知人の家に預けないといけないこともあります。
そんな時、いつも親と関わってばかりで自分ひとりでの時間の使い方や、一人遊びの方法を知らないと不安も大きくなりますし、緊張もより強くなります。
自分で自分を楽しませる工夫ができる子どもに育てることのメリットが語られる機会は少ないですが、これって結構大人になっても大事なスキルです。
また最近は、1人遊びは集中力を育てる大事な時間であり、あまり大人が声がけし過ぎない方が良いとも言われています。
親がいないという状況を受け入れて、何をしようか?何がやりたいか?と自分で考えて行動する力を育てる機会を与えている事をポジティブに捉えてみてもよいのではないでしょうか。
3. 自分で自分をハッピーにできる子になる
子どもには常に幸せで笑っていてほしいと思うのが親心ですが、子どもの笑顔を絶やさない事が親の義務と言うわけではありません。
親の仕事は、子どもにたくさんの感情を体験させて、その感情とどう向き合って対処するかを学ばせる事です。
嬉しさ気持ちと同じくらい、孤独、寂しさ、不安なども大事な感情です。
ネガティブな感情は喜ばしいものではないですが、決して悪ではありません。
むしろ生きていく上ではネガティブな感情と上手く付き合う事の方が重要なスキルですし、ネガティブな感情を十分に味わってこそ喜びの感情の素晴らしさを実感できるという側面もあります。
もちろん意図的な虐待などで子どもを傷付ける事は決してあってはいけませんが、日常生活で起きる出来事を通した範囲内で、結果的に子どもにネガティブな感情を持たせることになる事を過敏に心配する必要はないですし、子どもは親が思うよりも強いものです。
保育園でも、別れ際では大泣きでも、意外とママが去った後にはケロッと遊び始めましたよ!と保育士さんに言われるケースも多々あります。
その繰り返しで子どもも「今は悲しいけど、ずっとじゃないから大丈夫だ」と学んで、安心して親と離れることを学んでゆくのです。ママと全く一緒ですよね。
「子育て」はママの人生を輝かせる1つの要素!
いかがでしたでしょうか?
仕事と子育ての両立に悩むと、「今は子どもを優先して、自分のキャリアアップや、やりたいことを始めるのは諦めた方がいいのかな?」と迷う瞬間があると思います。
しかし、逆に言えば、今ならキャリアップや仕事の継続、夢を追いかけるという選択肢があるという状況だということです。
そして、同時に忘れてはいけないのはこの状況は限定された期間だけのもので、10年後も20年後も続くものはないということ。
もちろん先の事は誰にも分からないし、今が辛いのであれば状況を変える必要はありますが、5年後、10年後には自分がどうなっていたいか?そのために今をどう過ごしたいか?を考えて、自分のために自分が進む道を選んであげてほしいと思います。
大事なのは「自分のため」に選ぶことで、「子どものため」ではないという点です。
子どもの存在を、あなたの夢が叶わない理由にしないであげてほしいのです。
なぜなら、子どもはママが幸せていてくれる事を一番に望んでいますし、ママの邪魔をしたいなんて1ミリも思っていないから。
肝心なのは、夢と子育をいかに両立するかの方法をじっくり探ることで、子どものために我慢をすることが答えではないはずです。
「ママはあなたのためにやりたい事をたくさん我慢したのよ」という状況を見せられた子どもは「自分も子どもが出来たら子どものために自分のやりたいことは我慢しなくてはいけない」という考えを持つ様になります。
しかし「大変だったけどもママは子育ても夢も諦めない方法を探したのよ」という状況を見せることで「自分も将来、子どもを理由に何かを諦める必要はないんだ!」という考えを持たせてあげることができます。
それってどんな教育よりも、力強いものだと思うんです。
これは仕事をしているかや保育園に預けるかどうかは関係なく、専業主婦でも、会社員でも、起業家でも、パートでも、どんな人にも当てはまることですよね。
もちろん子育てしながら何かをするのって、ストレスも溜まるし、体力的にも消耗が激しくて口で言うほど簡単なことではないのは確かです。
でもそれは出産前と同じやり方をしようとしたり、他の人がやっている方法でやろうとしているからかもしれません。
自分や我が子の性格、生活リズム、成長のペースに合わせてやり方を変えながら進む道を探ることで解決できるはたくさんあるはず。
重要なのは、どうやったら子育てをしながらでも出来るか?なんで出来ないのか?を明確にして、一つ一つプランニングしていくこと!
遠慮せずに自分を大事にしてながら、ママの心からの笑顔をたくさん家族に届けてあげて下さい♪
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